青汁の栄養と健康効果

更新日:2016/12/09 公開日:2014/08/01

青汁の効果・効能

野菜に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維は、生活習慣病の予防や健康維持に欠かせない栄養素です。野菜の栄養素が持つ身体への働きと、青汁の活用法について、ドクター監修の記事にて紹介します。

青汁の栄養と健康効果

野菜を食べることで摂取できる栄養素の代表といえば、ビタミン、ミネラル、食物繊維ですが、これらの栄養素は生活習慣病の予防や免疫力の向上に有効であるため、健康を維持するために欠かせない存在です。では、その働きについて詳しく見ていきましょう。

野菜がもつ栄養素の働き

野菜に含まれる主な成分と、その成分が果たす役割についてまとめました。

ビタミンC-健康な身体の土台をつくる

野菜に豊富に含まれるビタミンCは、コラーゲンを作るうえで欠かせない栄養素です。身体のなかでも重要な骨、血管、筋肉、皮膚を丈夫にし、健康的な身体に導きます。

カリウム-血圧の上昇をサポートする

カリウムは、高血圧の原因のひとつと言われる塩分(ナトリウム)を排出する働きがあります。血圧の上昇を防げるため、心臓病や脳卒中などの予防に効果的と言われています。

カルシウム-丈夫な骨や歯をつくる

カルシウムは、骨や歯を作る上で大切な栄養素です。牛乳などの乳製品や魚介類に多く含まれることで有名ですが、実は野菜にも多く含まれているのです。カルシウムを多く含む主な野菜には、小松菜や春菊、パセリ、モロヘイヤ、ケール、大根やカブの葉などがあります。

食物繊維-免疫力を高め、生活習慣病を予防する

野菜に豊富に含まれる食物繊維は、腸内環境の整えと免疫力の向上に必要不可欠な栄養素です。糖質や脂質の吸収をゆるやかにする働きもあるため、糖尿病や肥満など生活習慣病の予防にも効果的と言われています。

ビタミンA、C-活性酸素の増加を防ぐ

老化の原因のひとつと言われる活性酸素は、タンパク質や脂質を酸化させ動脈硬化などの生活習慣病を引き起こします。野菜に含まれるビタミンAやCは、活性酸素の増加を防ぎ、若々しい身体を維持すると言われています。

野菜に含まれる栄養素を効率的に摂取するには?

野菜は健康的な毎日を送るために必要不可欠な食材ですが、「毎日しっかり摂れていますか?」という質問に自信を持って答えられる方は少ないのではないでしょうか。というのも、厚生労働省が定める「1日350g以上」の野菜を毎日食べることは、容易なことではないためです。

そこで、野菜を効率よく摂取するのにオススメしたいのが、青汁です。大麦若葉やケール、明日葉など、緑色の野菜を中心に絞られた青汁は、野菜に含まれるさまざまな栄養素を摂取するのに適したものです。足りない栄養素を補うためにも、パッケージに書かれている成分をチェックして、自分に合う青汁を選びましょう。

ただし、身体に良いからと言って過剰な摂取や極端な使用は禁物です。参考として『青汁で野菜不足は補える?』も併せてご覧ください。

青汁が向いている方、向いていない方

青汁は緑黄色野菜を生でしぼった健康食品なので、小さな子供からお年寄りまで年齢や性別問わず飲むことができます。しかし、体質や体調、飲む量によっては、下痢や吐き気、アレルギー症状などが出るケースもありますので、異変を感じたら摂取を中断し、様子をみてください。

ワーファリン(ワルファリン)などの血液をサラサラにする薬を飲んでいる方が青汁を飲むと、ビタミンKの影響で薬の効果を弱めてしまうことがあるそうです。また、人工透析など腎臓の機能が弱っている方の場合は、カリウムをスムーズに排出できず高カリウム血症になるリスクが高まってしまうともされています。

病気で通院している方や薬を服用している方、ドクターの指導で食事制限をされている方は、青汁を飲む前に病院で相談されることをオススメします。