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乳頭(乳首)を美白するホームケア

更新日:2018.09.26
公開日:2014.08.01
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学編集部

ホームケアでも乳頭(乳首)・乳輪の美白が可能です。ドクター監修の記事で、乳頭(乳首)・乳輪の黒ずみに効果的な美白成分と、ホームケアの方法および注意点について解説します。

ホームケア

乳頭(乳首)や乳輪の黒ずみは誰に見せるでもないにせよ、何かと気になるものですよね。そこで乳頭の美白に効果的な美白成分と、手軽にできるホームケアの方法について紹介します。

乳頭(乳首)・乳輪の黒ずみに効果的な美白成分とは

乳頭(乳首)・乳輪の黒ずみに効果的な美白成分には主にハイドロキノン、トレチノイン酸、ルミキシルペプチド、ビタミンC誘導体があります。これらには、メラニンを作りにくくし、できてしまったメラニンを薄くする作用があるためです。それでは、各々の効果について詳しく見ていきましょう。

ハイドロキノン

「肌の漂白剤」と呼ばれる美白成分で、チロシナーゼ(メラニン色素を作り出す酵素)を活性化しにくくする作用と、メラニンを薄くする漂白・還元作用を兼ね備えています。ビタミンCやトレチノイン酸と一緒に使うことで、より効果が高まります。美白効果は高いものの、刺激が強く安定性も悪いため、以前は皮膚科でしか処方することができないものでしたが、現在は低濃度で配合された化粧品も市販されています。

トレチノイン酸

肌の新陳代謝を促す成分で、使用するとピーリング剤のように皮膚がポロポロ剥がれ落ちることがあります。新陳代謝を促す作用で皮膚が乾燥しやすくなったり、赤くただれたようになることもあるため、医師の指導のもとに使用しましょう。妊娠中、授乳中の使用に関しての安全性は確立されていないため、妊婦や授乳中の使用は控える必要があります。

ルミキシルペプチド

メラニンの生成を抑え、徐々に黒ずみを薄くさせる効果があります。天然由来のタンパク質であるため肌への刺激が少ないのに加え、ハイドロキノンの17倍の美白効果があると言われています。今最も注目される美白成分です。

ビタミンC誘導体

壊れやすいビタミンCを、化粧品に配合できるように安定化させたものです。酵素反応により、体内でビタミンCになります。メラニンを生成されにくくするだけでなく、メラニン色素の還元作用もある優れた美白成分です。しかし強い刺激により肌が乾燥しやすいため、保湿成分が配合されたケア用品を選ぶことをオススメします。

ホームケア方法と注意点

ホームケアは手軽にできる一方、正しい方法を知らずに続けると逆効果になる場合があります。以下に紹介するホームケアの方法と注意点を踏まえた上で、行うようにしましょう。

まず、日頃の身体の洗い方をチェックしてみましょう。ナイロンのタオルやスポンジでゴシゴシとこすっていませんか?皮膚は強くこすると、その刺激によって黒ずみの原因となるメラニン色素の生成が促されてしまいます。肌への刺激を極力なくすよう石鹸をしっかり泡立て、たっぷりの泡でやさしく洗うようにしてください。

市販されているケア用品には黒ずみ予防のための美容液、クリームと、できてしまった黒ずみ専用のクリーム、ジェル、ピーリング剤があります。使用の目安は、主に朝と夜の1日2回のものが多いです。入浴後や乳頭・乳首をキレイに洗った後に適量を塗りこむことで、乳頭・乳首の美白を目指します。

ただし、なかには強力な美白成分やピーリング成分を含んでいる製品もあります。肌への刺激が強すぎると黒ずみをなくすどころか肌を傷めてしまうため、ケア用品の使用方法や分量には十分な注意を払いましょう。また初めて使用する際には、まず腕などでパッチテストを行うようにしましょう。

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