にんにくによる臭い・口臭を消す方法

更新日:2017/07/07 公開日:2014/08/01

口臭の予防・改善策

にんにくを食べた後の口臭は、どうしようもないことと諦めていませんか?実は、にんにくを食べた後に発生する臭いを予防・解消する方法があるのです。にんにくにより口臭が起こる原因を踏まえながら、その予防と改善方法をドクター監修のもと詳しく解説します。

にんにく

中華料理、イタリアン、焼き肉など、さまざまなジャンルの料理に使用されているにんにく。料理を一層おいしくするだけでなく、滋養強壮や冷え症改善、風邪予防など身体にも良いとされるにんにくは、私たちの食生活に欠かせない食材です。

ただ、気になるのは、やはり摂取した後のあの独特のにおい。大切な予定の前や平日のランチでは、においが気になってなかなか食べられないという方も多いと思いますが、実はその臭いや口臭を緩和する方法があるのです。

にんにくが口臭を起こす原因

調理時に起こるにんにくの香ばしい香りは、アリルメルカプタンという成分によるものです。逆に、調理などの過程でにんにくを傷つけると発生する独特な臭いの元は、主にアリインとメチインと呼ばれる成分によるものです。これらが体内の酵素に分解されることで、アリシンという臭い成分が作られます。アリシンができると次々と化学反応が起こり、揮発性と脂溶性の化合物ができるのですが、その中のひとつであるアリルメチルスルフィドという成分が食後の不快な臭いの正体です。

この成分はにんにくが体内に取り込まれた後に、生にんにくの臭気成分であるジアリルジスルフィドが変換されることで発生します。そして体中を巡って、肺や毛穴から臭いと共に排出されます。つまり、にんにくによる口臭は単に口の中で漂っているだけでなく、体内のあらゆる箇所から発生している悪臭成分が原因となるため、長時間にわたって臭い続けてしまうのです。

食前にできる対策

にんにくの臭い予防に効果的だと言われる方法のひとつが、食前に牛乳を飲むことです。牛乳に含まれるタンパク質には、臭い成分のひとつであるアリシンと結びつき包み込む働きがあるので、食前に摂取しておくことでアリシンの化学変化を予防することが期待できます。生乳のみの牛乳よりも低脂肪牛乳の方がタンパク質を多く含むため、オススメです。

食後にできる対策

にんにくを食べた後に摂取することで、口臭の解消が期待できる食材があります。なかでも特に効果的なのがリンゴ、パセリ、酢です。以下に、それぞれが持つ具体的な働きをまとめました。

・リンゴ

リンゴに含まれる「アップルフェノン」と呼ばれるポリフェノールが、臭いを抑制する効果を持つと言われています。特にリンゴの皮部分に多く含まれる成分なので、皮ごととることをオススメします。難しい場合は100%ジュースなどで摂取するのも良いでしょう。

・パセリ

パセリにはアルファーピレンという物質が入っており、これにはにんにくの臭い成分を分解する作用があるとされています。料理の付け合せに盛り付けられているパセリは大多数の方が残していると思われますが、口臭予防に食べることをオススメします。

・酢

酢はにんにくの臭い成分のひとつである酵素の働きを抑制し、臭いを発生する力を弱めてくれます。料理に酢を取り入れたり、食後にジュースなどで割って飲むと摂取しやすいでしょう。また食前に果汁で味付けされた酢を牛乳で割って飲むと、予防にも効果的です。

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