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ゼラニウム精油に期待される効果・特徴と使い方

更新日:2017/01/30 公開日:2014/08/01

ゼラニウムの香りはローズに似た甘いフローラル系で「ローズゼラニウム』とも呼ばれており、心と身体の両方に対してバランスを整える働きがあります。

ゼラニウム精油とは

ゼラニウムは「Pelargonium graveolens」という学名のフウロソウ科の植物。ピンクや白、赤色の花を咲かせる、南アフリカ原産の常緑の多年草です。

精油は、主に葉から水蒸気蒸留法により抽出されます。香りはフローラル系に分類されますが、少しミントが混ざったような香りやグリーンフローラルと表されることもあります。ノートはミドルで香りの立ち上がりはゆっくりと、2~6時間ほど香りが続きます。

主な産地は、フランス、スペイン、モロッコ、エジプト、イタリアなどです。

ヨーロッパでは古くから治癒力に優れた薬草として用いられてきたゼラニウム。昔から家の周りに植えて、魔除けとしていました。今でもヨーロッパの家の窓辺にはゼラニウムの鉢植えがよく見られ、この伝統が現代も受け継がれていることを感じられます。

ゼラニウム精油に期待される効果

心身へ期待される効果

ゼラニウムの代表的な成分は、バラの香りでもあるシトロネロール、ゲラニオール、リナロールです。これらの成分は自律神経を調整する働きがあり、精神と肉体のバランスを整えます。ストレスに起因する緊張を緩め、不安やイライラなどを鎮めて心身を安定させてくれます。

また、ホルモン分泌の調整作用もあるので、生理不順や月経前症候群(PMS)、月経痛、更年期障害など女性の悩みを改善する効果が期待できます。

そのほか、利尿作用やリンパの滞りを改善してくれる作用、解毒作用も期待されます。

肌へ期待される効果

肌に使用するには、キャリアオイルでゼラニウムの精油を0.5%以下に希釈したオイルを利用したトリートメントや保湿ケアがおすすめです。皮脂分泌調整作用や細胞を活性化させる作用に加え、殺菌作用、血流の改善作用などがあるため、健康的な肌を求める方にぴったりです。

脂性肌でオイルによるベタつきが気になる場合は、ゼラニウムの精油3滴以下に対して無水エタノール1.5ml、精製水28.5mlの割合でスキンローションを作るとよいでしょう。デオドラント効果もあるので、汗のにおいが気になる際のスプレーにも使えます。

ゼラニウム精油のおすすめの使い方

アロマフットバスやアロマバスでむくみ解消

深めの容器に38℃から42℃ほどのお湯をはり、精油を2、3滴たらして足湯をします。足湯そのものによる血流改善の効果に加え、ゼラニウム精油の働きによってむくみ解消の効果が期待できます。

全身浴にゼラニウム精油を使う場合は、38℃から39℃程度のぬるめのお湯に5滴ほど精油を垂らし、よくかき混ぜてから入浴するとよいでしょう。

また、顔のむくみには、ゼラニウム精油を1,2滴たらした水を含ませたタオルを使ったホットタオルを乗せることもおすすめです。

緊張性頭痛をやわらげる

緊張性頭痛とは、血行不良からくる頭痛で、締め付けられるような痛みが特徴的です。筋肉の収縮が原因になっている可能性があることから、ゼラニウム精油による緊張緩和の効果が期待されます。前述したアロマバスのほか、キャリアオイルでゼラニウム精油を希釈したマッサージオイルを作成し、首の後ろに塗布したり、首の骨を挟むように軽くマッサージする方法がおすすめです。

ゼラニウム精油と相性のよい精油

精油をブレンドして使いたい場合は、ゼラニウムと同様に甘い香りがするラベンダー、フレッシュな柑橘系の香りのグレープフルーツやベルガモット、ウッディなサイプレスなどは相性がよいのでおすすめです。女性ホルモンを整える効果を期待したい場合には、クラリセージと合わせるとよいでしょう。

ただし、肌に合わない場合は使用を中止し、医療機関を受診してください。

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