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鼻の角栓と毛穴づまりの原因は?正しいケア方法まとめ

更新日:2016/11/17

この記事の監修ドクター

スキンケア大学参画ドクター先生

角栓の正体

毛穴につまる「角栓」の主成分を皮脂だと思っている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。実は、これは大きな勘違いで、角栓の70%は古い角質(タンパク質)なのです。

そのため、オイルやホットタオルで「溶かし出す」ということはできません。

オイルクレンジングでしつこくマッサージをするようなことをすると、角質層に傷がつき、肌が自らを守るためにどんどん角質を生み出すようになって(過角化)、毛穴が余計につまりやすくなります。

間違った角栓ケアは肌トラブルのもと

過度なクレンジングや洗顔は、毛穴をつまりやすくしてしまいます。また、不要な角質がどんどん生み出されてしまう「過角化」を招く原因には、他にも以下のようなものがあります。

・乾燥

肌の水分保持力の80%は角質層の細胞間脂質(セラミドなど)、18%を天然保湿因子(NMF)が担っています。クレンジングや洗顔では毛穴の汚れではなく、細胞間脂質やNMFが溶け出してしまいがちです。

・こすりすぎ

摩擦による刺激は物理的に角質層にダメージを与えます。角質層にダメージがあると、肌は角質層を厚くしようとどんどん角質を生み出します。

毛穴の黒ずみの原因は、角栓以外にもある

毛穴が黒ずんで気になる場合、角質がつまっている以外にも、以下のような種類があります。

・メラニン毛穴(毛穴ジミ)

毛穴の入り口付近にメラニンが溜まり、黒く見える毛穴です。

・乾燥毛穴

過度な皮脂対策などで肌の水分保持力が低下すると、毛穴周辺の皮膚がハリを失い、毛穴が開いて黒く見えます。

・すり鉢状毛穴

酸化した皮脂が毛穴周辺の皮膚にダメージを与え、毛穴の入り口付近がすり鉢状になっている状態です。

・クレーター毛穴

クレーター毛穴はニキビによる炎症や、無理に毛穴の皮脂や角栓を押し出すそうとして皮膚を傷つけたことが原因で毛穴部分にニキビ跡が残ってしまった状態です。

多くの場合、角栓のつまりを合わせた上記のような複数の毛穴の種類が混在し、毛穴が黒ずんで見えています。毛穴は種類に合わせた適切な対処が必要ですが、間違ったケアをしてしまうといつまで経っても一向に改善しません。

毛穴の黒ずみの解消法については、『だから治らない!黒ずみ毛穴に関する3つの「勘違い」』もあわせてご覧ください。

毛穴の角栓を撃退する方法

それでは、どのように角栓ケアをするのが正しいのでしょうか。大きく分けると、毛穴のつまり対策として重要なのは、以下の3点です。

1. 毛穴をつまらせる不要な角質を、肌に傷をつけずに取り除く

2.不要な角質が生み出される原因を排除する

3.角栓が取れやすいように毛穴をやわらかくする

それぞれについて、正しいスキンケア方法を説明します。

不要な角質を穏やかに取り除く方法

角質はタンパク質なので、基本的に油性の汚れを取り除くように作られているクレンジング剤や洗顔剤では上手く落とせません。そこで、タンパク質系の汚れを穏やかに取り除くピーリング石けんや酵素洗顔料を使い、やさしく古い角質を落とすようにしましょう。

・ピーリング用石けん

ピーリング用石けんにはフルーツ酸(AHA)、サリチル酸(BHA)といった成分を配合したものがあります。これらは、硬くなった古い角質を柔らかくして落としやすくする働きを持っています。洗顔する際は、きちんと泡立てて泡で包み込むように洗いましょう。

・酵素洗顔料

パパイヤやパイナップル、ハトムギなど植物性の酵素などを配合した洗顔料です。粉末状のものも多いので、水を含ませてよく泡立てて使うようにします。タンパク質を分解する酵素の働きで角質を柔らかくすることで、古い角質も落ちやすくなります。

※自宅で古い角質を無理なく落とすピーリング洗顔については、『美白化粧品選び方(2)洗顔』もあわせてご覧ください。

繰り返しますが、クレンジング剤などで古い角質を取り除こうとして、長時間クレンジングをしたり、ごしごしこすると、肌に傷がついたり、角質層に存在する細胞間脂質(セラミドなど)やNMF(天然保湿因子)まで洗い流してしまいます。絶対に行わないようにしてください。

不要な角質が生み出される原因を排除する

不要な角質が生み出される主な原因は、肌の乾燥や、角質層にダメージが加わることです。これらを予防するため、以下のような点に注意してください。

  • クレンジングや洗顔時に肌をこすらないようにする
  • スクラブ洗顔剤や洗顔ブラシなどは使用しない
  • クレンジングや洗顔は短時間(それぞれ45秒程度)にする
  • 熱すぎるお湯で洗顔しない
  • しっかり保湿する
  • 紫外線対策を正しく行う
  • 睡眠不足やバランスの悪い食事など、ターンオーバーを乱す生活習慣を改める
  • 角栓が取れやすいように肌や毛穴をやわらかくする肌や毛穴が固くなると、角栓が取れにくくなってしまいます。以下のような「毛穴体操」を週に2~3回行い、鼻の肌や毛穴をやわらかく保ち、角栓が取れやすい環境を作りましょう。

毛穴体操のやり方

毛穴体操を行う場合は、角質層にダメージを与えないよう、肌をこすったり、強く力を入れないように注意しましょう。

  • 小鼻に両手の中指と薬指をあて、鼻をはさむようにする
  • 鼻を左右にやさしく動かす
  • 続いて、鼻を上下に動かす
  • 鼻を回すように動かす
  • 小鼻をつまみ、軽く押し出すようにする

ご自身の毛穴の状態が気になる方は、『"いちご鼻"可能性チェック』でぜひチェックしてみましょう。

毛穴パックはやってもいいの?

放っておくと黒ずみを引き起こすことにもなる毛穴の汚れづまりや角栓を根こそぎ抜き取れる毛穴パック。主に、剥がし取るタイプと洗い流すタイプの2種類があります。

どちらも魅力的なアイテムですが、剥がし取るタイプのパックは高い吸着性により、毛穴につまった汚れや角栓を根こそぎ取り除くことができる一方、同時に必要な肌表面の角質や油分、水分をも除去してしまいます。

また洗い流すタイプのパックは剥がし取るタイプのパックに比べて肌への負担は少なめですが、洗浄力が非常に強いため、肌の水分や油分も一緒に洗い流してしまうおそれがあります。また、使用後はパックの成分が残らないようしっかりとすすぐ必要があります。

詳しくは、『毛穴パックは悪?正しい使い方と頻度』でも解説していますので、あわせてご覧ください。

開いた毛穴を引き締めるには?

夏場や冬場の皮脂と乾燥が気になる季節、また、角栓ケアの後の開いた毛穴は気になるもの。自宅で簡単にできる毛穴の引き締め方法を詳しくご紹介します。

収れん化粧水で速効ケア

収れん化粧水というものをご存知ですか?そもそも「収斂(しゅうれん)」とは、縮む、縮めるという意味です。その名の通り、収れん化粧水とは瞬時に毛穴を引き締める効果があり、他にも肌を潤す、キメを整える、皮脂をコントロールするといった機能を持つ化粧水です。

収れん化粧水は普段の化粧水や乳液の後に使用し、肌のキメを整えて皮脂が流れ出るのを抑えます。手のひらに乗せてパシャパシャするよりも、コットンに含んで優しく細かくパッティングする方法がおすすめです。

収れん化粧水の主成分のひとつとして、メントールやエタノール(エチルアルコールという化粧品などに使用されるアルコールの一種)などがありますが、敏感肌の方の場合は赤みが出たり、ヒリヒリとした刺激になってしまうこともあるので、パッチテストなどをしてから使用するようにしましょう。

※自宅でできる毛穴の引き締め方法については、『開いた毛穴をキュッと引き締めるには?』もご覧ください。

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