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なんとかしたい!目の下のくまをなくす方法

更新日:2017.12.14
公開日:2014.09.01
ドクター画像
この記事の監修者
ガーデンクリニック 顧問指導医 大庭英信

疲れ顔や老け顔に見られる目の下のくまを解消するにはどうすればよいのでしょうか。そこで今回は、セルフケア、エステ施術、クリニック治療の3つの方向から、くまをなくす方法をドクター監修の記事でご紹介します。

目の下のくまを気にする女性の様子

くまにはいくつかの種類があります。色素沈着によってできるくま、目の下のたるみが影となってできるくま、血行不良により目の下の薄い皮膚から毛細血管が透けることでできるくまなどがあります。くまの種類、状態によってケア方法も変わってきます。

自宅でのセルフケア

くまの状態が軽度の場合は、自宅でのケアで改善することもあります。

睡眠時間をしっかりとる

血行不良でできる青くまや色素沈着によってできる茶くまのケア方法としては、まず睡眠時間をしっかり確保することが挙げられます。血行不良は寝不足や冷えが原因になっていることが多いので、睡眠をたっぷりとることで改善へと導きます。

ターンオーバーのサイクル図

また、睡眠不足はターンオーバー(肌の新陳代謝)を乱す原因にもなります。ターンオーバーが正常に行われないと色素沈着を起こすメラニン色素がスムーズに排出されず、茶くまの原因となってしまうのです。

蒸しタオル・マッサージ血行促進

同じく血行不良が原因となるくまの場合、蒸しタオルを目の上にのせたり目の周りをマッサージしたりして血流を促すのも有効。ただし、マッサージをする場合は強く擦りすぎないように注意が必要です。強い摩擦は刺激となり、色素沈着を招きます。

※詳しいマッサージ法を知りたい方は、「疲れ顔にさよなら!目の下のくま(クマ)の解消方法」をご参照ください。

くま改善に有効な栄養素の摂取

血液をサラサラにし、血行不良を改善する栄養素を積極的に摂りましょう。レバーやほうれん草などの鉄分、うなぎやかぼちゃなどに含まれるビタミンE、アジやイワシなどの青魚に含まれるDHAなどを意識して摂取すると良いでしょう。

エステでのケア

エステでのくまに対する施術は、主に血行促進を目的とするものと色素沈着を改善するものになります。

フェイシャルマッサージ

美容成分を補給しながらのマッサージなど、自宅ケアでは難しいエステならではのケアを行ってくれます。くまを悪化させるむくみの解消にも有効です。

ピーリング

古い角質を取り除くピーリングは、ターンオーバーを高めます。色素沈着によるくまに効果的です。

クリニックでの治療

クリニックでは、くまの状態や種類に合わせた様々な治療法を行っています。診察を受けた上で、どの治療を行うべきかをドクターと相談して決めましょう。

経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)

目の下にできたたるみ・膨らみによって影ができることでできる黒くまの治療法になります。下まぶたの裏側を切除して、膨らみの原因となる余分な脂肪を取り除くことで膨らみを解消します。

ヒアルロン酸注入

同じく黒くまの治療法。膨らみや影に合わせてヒアルロン酸を注入し、膨らみや影を目立たなくさせる方法です。

脂肪注入(オートファイバー法)

ヒアルロン酸と同様に、目の下のくぼみに脂肪を注入する方法です。ご自身の脂肪なので安全で、効果は半永久的です。

レーザー治療

シミになったくまにはメラニンに反応するレーザーを照射して、シミを撃退します。レーザーには古い角質を剥がれやすくしてターンオーバーを整える作用もあり、シミの元となるメラニン色素の排出を促したり、血行を良くして青くまを解消します。

医療技術は日々進化し、上記で紹介した治療以外にもくまに有効な治療法は多くあります。施術時の痛みや不快感、リスクはより少なく、効果はより高くを目指した新たな機器や治療法が次々と登場しています。

※くまの種類別の原因や対処法について知りたい方は、「くまの種類とそれぞれの対処法」をご参照ください。

※目の下のくまは、何かの病気のサインであることも。気になる方は「実は病気のせい?目の下のくまを引き起こす原因」をご参照ください。

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