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どうすれば消せる?目の下のくま

更新日:2016.12.09
公開日:2014.09.01
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この記事の監修者
ガーデンクリニック 顧問指導医 大庭英信

朝起きて目の下にくまができていたら、一気に憂鬱な気分に。でも、仕事を休むわけにもいきません。そこで、すばやく効果が出やすいくまの応急処置と、メイクでくまを消す方法をご紹介していきます。

目の下

あるだけで顔の印象を暗くしてしまう目の下のくま。短時間でできる応急処置とメイクで少しでも緩和させましょう。

目の下のくまの応急処置

呑みすぎや寝不足、パソコンやテレビ画面を長時間見るなどした翌朝は、血行不良やむくみによって目の下にくまができやすくなります。そんな時は、メイクの前に以下のような応急処置を行なってみましょう。

ホットタオルで温めて血行を促進

タオルを軽く絞り、電子レンジで加熱(500W で約1分)。適度に冷ました蒸しタオルを両目の上に乗せて、そのまま5分ほど温めましょう。

さらに効果をアップさせたい場合は、冷水で絞ったタオルとホットタオルを30秒ほどずつ交互に当てると、すばやく血行を促進し目元をすっきりさせてくれます。

目元マッサージやツボ押しも効果的

少し時間に余裕があるならばホットタオルで温めた後、目元を軽くマッサージしたり、むくみ改善のツボ押しを。

マッサージは両手の中指の腹を左右の目尻に当て、目の下の骨の縁をなぞるように目頭まで移動させ、目の上の骨の縁をなぞるように目尻へ。その際、必ず専用のクリームなどを使い、滑りを良くしながら行なうことが大切です。なかでもオススメなのは、血行不良を改善するビタミンK入りのクリームです。

マッサージを行ないながら、くまに効く以下のツボもゆっくりと押してみましょう。

  • 左右の瞳の中心から下にたどり、骨のへりから親指の幅1本分ほど下にある骨の際のわずかなくぼみにある「四白(しはく)」
  • 目尻から親指の幅半分ほど外側の骨の際のわずかなくぼみにある「瞳子膠(どうしりょう)」
  • 眉頭のすぐ内側のくぼんだ場所にある「攅竹(さんちく)」

メイクでくまを消すテクニック

くまには主に、たるみによって黒い影ができる「黒くま」、シミやくすみが原因の「茶くま」、血行不良によって血流が滞った毛細血管が薄い皮膚から透けて見える「青くま」の3種類があります。それぞれに合わせたメイクでのカバー方法を紹介します。

茶くま

コンシーラーは、隠したい部分と反対色を選ぶのが基本。茶色のくまにはイエロー系を選び、肌色に近づけることで目立たなくさせます。

イエロー系のコンシーラーだと浮いた感じになってしまうという場合は、オレンジ系のコンシーラーにイエロー系のパウダーを加えたものを使うと、自然な仕上がりになる場合もあります。

青くま

青色のくまには、オレンジ系かピンク系ベージュのコンシーラーを選びます。優しくなじませてからファンデーションを重ね塗りしましょう。

黒くま

たるみの下に黒い影(線)ができる黒くまをメイクでキレイに消すことは難しいものですが、ワンランク明るい色のコンシーラーを選べば、目立ちにくい状態にできる場合もあります。

コンシーラーは、たるみの下の影やシワの部分に沿うように塗り込みます。また、細かい部分もキレイに塗れるペンタイプのコンシーラーを選ぶと良いでしょう。

仕上げにシルバーのハイライトやアイシャドウを入れると、光の反射で影を目立ちにくくできます。全体に薄いピンクのパウダーを乗せて、明るい目元を演出するのもオススメです。

なお、まぶたの下に突出した筋肉が赤く透けて見える「赤くま」には、パール系など明るめのコンシーラーを選びましょう。

ここに紹介した内容はとりあえずの応急処置や、一時的にくまを隠す方法です。根本的に解消したい場合は根気よく目元ケアを行ったり、日常生活の乱れを改善するようにしましょう。

※くまの種類や原因について知りたい方は、「くまの種類」をご参照ください。

※クリニックでのくまの治療法を知りたい方は、「目の下のくま(クマ)のクリニックでの治療方法」をご参照ください。

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