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肝斑(かんぱん)の皮膚科での治療方法

更新日:2017/09/14 公開日:2014/09/01

メイク前やお風呂あがりなど、ふとした瞬間に見つけた肌のシミ。そのシミ、もしかしたら「肝斑(かんぱん)」かもしれません。肝斑は普通のシミとは違う特徴を持った、ちょっとやっかいなシミです。ここではドクター監修の記事で肝斑について詳しくご説明します。

左右対称、30代~40代がカギ

肝斑とは、一般的に30代から40代の女性に多くみられる薄茶色のシミのことです。頬や額、鼻の下などに左右対称にできるという大きな特徴があり、なかでも目の周りを避けて、目の下を縁取るようにのっぺりと現れるケースがよく見られます。

原因としては主に女性ホルモンのバランスの崩れだと考えられています。特に女性ホルモンが減少する30代後半から更年期にかけての時期や妊娠中、ピルを服用した際などに見られます。日ごろからストレスを感じていたり、肌をゴシゴシこする人のシミも肝斑の可能性があります。

閉経後はホルモンバランスが安定するため肝斑の症状も悪化しにくく、人によっては薄くなる場合もあります。

肝斑は再発も多く、長期的な治療が必要です。他のタイプのシミと併発しているケースも多く、セルフケアによる改善は見込めません。治療をする場合は皮膚科やクリニックに相談しましょう。

診てもらう前に準備したいこと

皮膚科で正しい治療を受けるために、診察前にはメイクをしっかり落としてから受診しましょう。そうでないと、肌色の明度などをベースにシミを診るときに、正しい判断がしにくくなってしまいます。

すでになんらかの治療を受けている方は、処方されている薬を持っていくとよいでしょう。どのような治療を受けていて、その効果が現れているかどうかも肝斑治療をするうえで重要な情報になります。また、健康保険が適用されない治療法もあります。治療内容はドクターとよく相談し、進めていくようにしましょう。

肝斑と診断されたら

医師から肝斑だと診断された場合、必要に応じて内服薬や外用薬、治療機器を用いて治療を進めていきます。

主に処方される内服薬、外用薬とは

内服薬として主に処方されるのは、ビタミンCやトラネキサム酸、L-システインなどです。特にトラネキサム酸は色素の沈着を抑制する働きがあり、肝斑治療で非常によく利用されている成分です。症状によっては、外用薬のハイドロキノンやトレチノインなどの美白外用剤を組み合わせることもあります。

薬の詳しい解説については『肝斑(かんぱん)治療に用いられる薬の種類』の記事をご覧ください。

レーザートーニングは肝斑以外の肌トラブルにも

内服薬、外用薬に加え、注目されているのがレーザートーニングという治療法です。レーザートーニングで使用するのは、非常に弱いパワーで平らに照射ができる特殊なレーザーです。刺激によって悪化する肝斑に対し、ダメージを与えることなく蓄積したメラニンを少しずつ減らしていくことができます。

肝斑の改善以外にも、シミやくすみ、毛穴の開きなどにも効果があります。治療時間も短くダウンタイム(回復までの期間)もないので、気軽に治療を受けることができます。レーザートーニングについて詳しくは『レーザートーニングによる治療の効果と注意点』をあわせてご覧ください。

皮膚科の治療とあわせて行いたい紫外線対策

紫外線は肝斑の症状の増悪因子・再発因子であると考えられています。紫外線自体が肝斑を引き起こすわけではありませんが、紫外線を少量で長時間浴びたり、短時間に大量に浴びたりすることで、症状は大きく悪化します。とくにメラニン色素が少ない色白の人は、シミができやすいので注意したほうがよいでしょう。

皮膚科やクリニックでの継続的な治療と並行し、紫外線ケアを念入りに行うことが肝斑改善の近道と考えられます。『季節で変わる紫外線対策』の記事で紫外線対策のコツを紹介しているので、担当医と相談のもと参考にしてみてください。

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