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小顔になりたい!美容鍼灸・針治療は効果的?

更新日:2017.03.22
公開日:2014.09.01
ドクター画像
この記事の監修者
医療法人聖光園 細野診療所 院長 細野孝郎

美容鍼灸で針を打つことによって、輪郭をキュッと引きしめる小顔効果が期待できるとされています。どのようなメカニズムなのでそうか?小顔になれる鍼灸の施術内容から効果的なツボの例まで、ドクター監修の記事でご紹介します。

リフトアップなどの小顔効果のあるメニューは、効果がわかりやすいことから美容鍼灸の中でも人気メニューとなっています。鍼灸治療により顔が引きしまるのはどのようなメカニズムによるものなのでしょうか?

そもそも美容鍼灸ってなに?

美容鍼灸とは、いわゆる針やお灸を使った体ケアの1つです。

鍼灸のこれらの施術は「内臓環境」を整えることを目的としています。新旧の施術は体質改善、内臓環境を整える効果があります。

美容鍼灸の施術には、小顔効果をもたらすもの、体のむくみやたるみを改善するもの、リフトアップや顔のシミやくすみを改善するもの、若年性脱毛症・若白髪の改善を目指すものがあります。

この中でも、今回特に注目したい施術が、小顔を目指す施術です。どのような内容の施術があるのか見ていきましょう。

むくみの解消でキュッと引きしまった小顔を作る

鍼灸治療による小顔効果は、ツボを刺激し血行をアップすることで顔のむくみがとれることにより現れます。これによりフェイスラインがキュッと引きしまり、たるみも改善されると言います。

顔のむくみは、「水」が滞りがちになることにより起こります。耳の下からあごのフェイスラインにもたつきがあると、それだけで輪郭がぼやけ、顔が大きく見えてしまいます。つまり、キュッとした小顔に見られるためには、耳の下からあごのラインをスッキリとシャープに整えることが大切なのです。

人間の身体がむくむ理由は、細胞組織の間に余計な水分が溜まるためです。人間の身体の70%は水ですが、そのうち3分の2程度は細胞内に留まっており、残りは細胞の外にあります。

呼吸や食物から得た栄養によって取り込まれた酸素は、毛細血管を通して各組織に配られます。そして、組織から炭酸ガスや老廃物を引き取る役割を果たすのですが、この時に大量の水分が出入りすることになります。疲労などがきっかけとなり水分の出入りが滞ると、組織内に水分が溜まり、むくみの症状となって現れるのです。

小顔になるための鍼灸治療

耳の下から首筋までのゾーンには、老廃物や余計な水分を流すツボがあります。そのツボを鍼で刺激して老廃物を排出することで、むくみを解消しキュッとした小顔を目指します。

しかし、単に顔のツボに鍼灸治療を施すだけではリフトアップは不可能で、たるみも解消できません。効果を実感するには、刺す技術が大切となります。

また、多くの美容鍼のサロンでは、顔そのものに鍼を打つことと同時に身体にも鍼灸を行ない、体内から肌に働きかけるような施術も行っています。

小顔になるために効果的なツボの例

以下に、小顔になれるツボの例をご紹介します。

  • 四白(しはく)…頬の血流をアップさせ、顔の筋肉の緊張をほぐします。むくみが解消されるため、小顔効果が期待できるツボです。瞳の真下のくぼんでいる部分から約3cmほど下がったところにあります。
  • 地倉(ちそう)…くすみとむくみの解消におすすめのツボです。口角の外側にあります。
  • 承漿(しょうしょう)…肌の新陳代謝を高め、顔全体のむくみも解消します。また、乾燥対策も期待できるツボです。あごの真ん中あたりにあります。

美容鍼灸のメカニズム

鍼灸施術の発祥地である中国では、美容は健康や長寿と密接なかかわりがあると考えられています。なかでも美容鍼灸の施術では、顔の気になる部分の皮膚や筋肉に直接刺激を与えるため高い効果が期待できます。日を空けて治療を行うことでしだいに施術した部分の細胞が活性化し、細胞のタ―ンオーバーやコラーゲン生成を促進させます。

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