口臭が何をしても治らない!口臭外来に行くべき?

更新日:2016/12/09

口臭治療の基礎知識

丁寧に歯磨きや舌磨きをしているのに、なかなか口臭が治らない。そのようなときは、まずセルフケアの方法を確認してみましょう。ここではドクター監修の記事で、口臭外来に行く前にできるセルフチェックについて解説します。

中城基雄先生

この記事の監修ドクター

中城歯科医院 院長
中城基雄先生

口臭が何をしても治らない!口臭外来に行くべき?

口臭に気付き、セルフケアとして歯や舌をきちんと磨いていても、なかなか口臭が治らないことがあります。このようなときの対処法として、まずはセルフケアの方法をおさらいしましょう。それでも治らない場合には、口臭外来を受診することをオススメします。

口臭のセルフケアのおさらい

(1)歯ブラシや歯間ブラシを使った丁寧な歯みがき

歯みがきは、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスといったケア用品を使って、丁寧にブラッシングします。ブラッシングには以下のようなポイントがあります。

  • 歯ブラシの毛先を歯と歯茎の間に当てる
  • 前歯、奥歯、歯の外側、内側を磨くときに、それぞれ歯ブラシの向きを変える
  • 大きく動かしてゴシゴシこするのではなく、細かく振動を与えるように動かす

(2)食後ではなく、「起床後」「就寝前」に

口の中の細菌は睡眠中に急激に増え、1日の中で起床直後にその数はもっとも多くなります。従って、起床後に歯を磨くと口の中の細菌を減らすことができ、口臭予防に繋がります。

また、就寝前に歯を磨くことで睡眠中に増える細菌の数をあらかじめ減らしておくことができます。むしろ、食後は食べカスを取る程度に抑えておいたほうが無難です。

プラークも少ないばかりか、細菌もほとんど活動しておらず、かえって歯磨きを丁寧にすることで、余計な力が歯や歯茎を傷付けかねないのです。

(3)舌苔の除去

口臭の原因となる舌苔(ぜったい)は、死んだ細菌、新陳代謝によってはがれた細胞、食べカスなどによってできます。舌苔をそのままにしておくと、卵の腐ったような臭いが発生します。うがいだけでは除去できないため、舌ブラシで磨きましょう。

舌苔の除去方法については『舌苔をホームケアで除去する方法』で紹介しています。

(4)十分な睡眠とバランスの良い食生活

睡眠不足やよく噛まずに飲み込むような食事は、唾液の分泌を減らして口臭を引き起こします。また、乱れた食生活によって体調を崩してしまうことが、病的原因による口臭に繋がりかねません。十分な睡眠とバランスの良い食生活を送ることは、口臭予防に繋がるのです。

(5)ストレスを軽減しリラックスした状態で過ごす

ストレスを受けて身体が緊張すると唾液の分泌が減り、口臭は強くなることが分かっています。ストレスを軽減するよう、日頃からこまめに発散するなどして溜め込まないようにし、リラックスした状態を保てるようにしましょう。

何をしても治らないときは口臭外来へ

上記のセルフケアでも口臭が治らないと感じるときは、口臭外来を受診してみましょう。口臭の専門治療を行う医療機関ですので、詳しい検査により原因を見つけることができます。詳しくは『口臭外来ってなにをするの?』をご覧ください。

口臭外来を受診し、「特に原因が見つからなかった」にもかかわらず、口臭が気になることがあります。この状態が続くと、口臭がすると思い込む「自臭症」と呼ばれる病気に繋がります。

精神的なストレスや強い不安感が原因と考えられますが、こういった場合も口臭外来で相談すると良いでしょう。

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