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唾液が臭い!原因は?治療すれば治る?

更新日:2018/01/16 公開日:2014/09/01

口臭治療の基礎知識

唾液が原因の口臭。舌磨きなどの入念なブラッシングが逆効果になっているかもしれません。唾液が臭いを放つ原因は、生活習慣やストレス、歯科的な問題などさまざまです。ここではそれぞれの原因と対策をドクター監修のもと、ご紹介します。

唾液が臭い!原因は?治療すれば治る?

口臭の原因がつかめないまま、自己判断の末、見当違いの対策をとってしまうケースが多く見られます。

食後に何十分もかけてブラッシングをしたり、舌をゴシゴシ磨いてみたりと、過剰なケアがかえって口臭を強めてしまっていることもあるのです。

口臭でも特に唾液の臭いが気になる方、何度うがいをしてもすぐに口臭を感じてしまう方はやり方を少し変えてみましょう。

ここでは唾液が臭いを放つ原因と、その対処法をご紹介します。

唾液が臭くなる原因

歯や歯ぐきなどのトラブル

まず考えられるのが、歯や歯ぐきなどに問題がある場合です。口内で炎症が起こり、歯ぐきから血が出ていたり、また膿が臭いを発していることもあります。

治療していない虫歯や歯周病で歯肉が赤く腫れているなどの症状があるときには、その症状に伴って口臭が発生します。

唾液の中和能力が落ちている

偏った食事や不規則な生活を送っていると、身体のあちこちに少しずつ不調が現れてきますが、唾液も例外ではありません。

本来、唾液には緩衝能力といって、口内に入ってきたものを中和する機能が備わっています。この働きによって口内環境は正常に保たれ、口臭も出にくくなっているのですが、体調が悪化するなどして緩衝能力が落ちると、唾液は常に酸性となり口の中の環境が異常をきたし臭いを発するようになります。

ストレスによる口臭

リラックスしているときは唾液の分泌量は正常を保ち、口臭も強くありません。このとき唾液は粘度が低くサラサラしています。これに対して、ストレスを強く感じる環境に置かれていると、唾液の分泌も減っていきます。唾液の分泌量が少なくなると、細菌が濃縮されてしまいます。

また新鮮な唾液が分泌されず古い唾液が口の中に残った状態になります。古い唾液では臭いのもととなる嫌気性菌が活発に働くようになり、臭いを発するようになるのです。

このほかにも、舌磨きの習慣によって粘膜が傷ついて臭いの原因となるケース、薬の服用によって唾液の分泌が抑えられてしまい臭いを発するケース[1][2]なども見られます。

唾液の臭いの対処法

歯や歯ぐきに問題がある場合は、まずその治療を優先しましょう。

口臭を気にするあまり、過度なブラッシングをすることはおすすめできません。食後にすぐブラッシングをすることは歯の間に挟まったものを取るには有効ですが、口臭対策にはあまり効果を発揮しません。

また、歯ブラシで過度に舌を磨くと、粘膜が傷つき、かえって口臭が増してしまうので気をつけてください。

舌は専用の舌ブラシでやさしくケアするのがおすすめです。

唾液を正常化するには、その分泌量を増やすことが重要です。食後はうがいよりも、水を飲むほうが分泌量を減らさずにすみます。また、食後にガムを噛むと舌の上もきれいになり、唾液量も確保できるのでおすすめです。

参考文献

  1. [1]高橋雄三 他. 口腔乾燥症患者の口腔管理に関する研究, 日本歯科医学会誌 2002; 21: 44-44
  2. [2]厚生労働省. “ドライマウス”e-ヘルスネット.
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yh-038.html(参照2018-01-16)

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