女性ホルモンに左右される?生理周期で変わる肌の調子

更新日:2016/12/09 公開日:2014/10/01

肌荒れと女性ホルモン

女性の肌は、生理周期とホルモンバランスに大きく影響されます。そのメカニズムを知り、各々の時期に気をつけなければいけないことを知りましょう。ここでは女性ホルモンと肌の関係性について詳しく紹介します。

女性ホルモン

女性ホルモンと肌には、密接な関係があります。肌トラブルを軽減するためにも、女性ホルモンについて詳しく知っておきましょう。

女性ホルモンの働き

女性ホルモンは、女性としての機能をコントロールする役割を担うホルモンです。女性ホルモンの種類は大きくわけて2つ。エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。

エストロゲン(卵胞ホルモン)とは?

脳下垂体からの卵胞刺激ホルモンに刺激を受けて、卵巣から分泌されるホルモンです。卵胞を育み、子宮内膜を厚くして妊娠の準備をします。コラーゲンの生成を促し、女性らしい身体を作るのもこのホルモンの働きです。

また自律神経を安定させ、血管、骨、関節、脳などを健康に保つ作用もあります。一方で、過剰になりすぎると乳ガンや子宮体ガンのリスクが高まるので、分泌量が多ければ良いというものでもありません。

プロゲステロン(黄体ホルモン)とは?

脳下垂体からの黄体形成ホルモンに刺激を受けて分泌されるホルモン。エストロゲンの作用により厚くなった子宮内膜を柔らかくして受精・着床を促し、妊娠した際、子宮をすこやかに維持するため水分や栄養素を溜め込む性質があります。その一方でプロゲステロンの作用によって皮脂の分泌が促されたり、PMSを引き起こしたり、生理前にむくんだりすることもあります。

女性ホルモンに左右される肌の調子

女性の肌は、生理周期によるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量のバランスで状態が変化します。このサイクルの変化を無視してケアを行なうと、思わぬ肌トラブルの原因になります。

生理周期とホルモンの変化で変わる肌の状態

排卵日後から生理期間中は肌そのもののバリア機能が格段に落ちる時期なので、肌が最も敏感になる時期。環境の影響をダイレクトに受けることになります。

普段使っている化粧品がしみるように感じたり、日頃使っている洗顔料や石けんにも敏感になって、その積み重ねから肌トラブルが起こりやすくなったりもします。生理前~生理期間中に新しい化粧品を試して、顔剃りをするのは避けたほうが良いでしょう。

逆に、生理が終わってから排卵前までは肌のバリア機能が高い時期。つまり、外からの刺激が肌に影響しにくい時です。そして、肌がベストコンディションになる日は排卵日。血色が良くなり、キメも細かくなります。

女性ホルモンは、皮脂の分泌にも大きく関係します。エストロゲンは皮脂の分泌を抑え、プロゲステロンは皮脂の分泌を高めます。排卵日から生理が始まるまでの間は、プロゲステロンの分泌が活発になる期間。生理前になるとニキビができるのは、このためです。

自分の生理周期を把握しましょう

無用な肌トラブルを避けるためにも、生理周期はきちんと把握しておくことが大切です。最近ではスマホで簡単に生理周期を登録できるアプリも登場しているので、手軽に現在の体調と肌のコンディションを知ることができます。ぜひ、肌のお手入れの参考にしてください。

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