これって詐欺?怪しい水素水の見分け方

更新日:2017/07/14 公開日:2014/10/01

水素水の気になる疑問

水素水は見た目では判断がつきにくいだけに怪しげな商品もたくさん出回っています。ここでは、水素水の正しい選び方についてドクター監修に記事でご紹介します。また、水素サプリに期待されている効果についてもお伝えします。

ヘルスケア大学参画ドクター

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水素水に含まれている水素とは、分子状の水素(H2)のことです。この分子状の水素には、体内のいわゆる「悪玉活性酸素」である「ヒドロキシルラジカル」に結びつき、体外に除去する作用があるとされています[1]。

しかし、現在市販されている水素水や水素サプリなどの「水素商品」には分子状水素が入っていないものもあります。水素の特性を理解し、水素水を正しく選ぶことができるように知識を身につけておくと良いでしょう。

水素水を選ぶポイント

(1)アルミパウチ

水素は分子が非常に小さいために、容器によっては水素が抜けてしまい濃度に影響を及ぼすことがあります。酷いときには、水素水とは言えない濃度となってしまうこともあるので注意が必要です。

たとえば、ペットボトルの素材よりも水素分子のほうが小さいため、ペットボトルを容器とした場合には水素が抜けやすくなってしまいます。その点、アルミパウチは水素分子が比較的抜けづらいので、高濃度の状態を保つのに適しているでしょう。

(2)水素濃度データ

「水素水」と言っても、商品によって含まれる水素の量は大きく異なります。まず、きちんと水素濃度データを開示しているか確認しましょう。目安としては、0.8~1.0ppm(※ppmとはparts per millionの略で1ppm=0.0001%)の水素濃度があれば十分な効果が期待できると言われています。

これより濃度が高くても効果に変わりはないと考えられているので、この範囲であれば問題ありません。水素濃度を手軽に測れる試薬もありますので、自分で測ってみてもよいでしょう。

(3)メーカーの信頼度

長年水素水を作り続けているメーカーのもので、顧客が定着している商品であれば、効果的な量の水素を含有していると判断するひとつの基準となるかもしれません。なかには表示通りの水素濃度が保たれていない製品があり問題になったことがありました。製造と梱包プロセスや、メーカーの信頼度は重要です。

水素サプリメントの現状

水素サプリは専門家により調査がされている最中です。過去の調査では、カプセルひとつに市販の水素水の一滴にも満たない水素しか含まれていないという製品もありますが、大量の水素を発生するものも存在します。医師主導の臨床研究会でも、水素サプリメントの効果は検討されている最中ですので、今後の動向が注目されます。

水素は目に見えず、無味無臭の物質です。そのため、ほとんど水素を含まない商品も数多くあります。上記の見分け方を参考に、自分に合った水素水を探してみてください。

おことわり

  1. 1.一部、「水素」が持つ効能・効果についても言及しております。文章中に明記しておりますが、混同しないようご注意ください。
  2. 2. 当コンテンツ内で言及している「水素水」は、2015年まで分子状水素医学シンポジウム(現・日本分子状水素医学生物学会)が定めていた最低基準(水素含有量0.08ppm以上)にあてはまるものです。なお、水素水の濃度の基準については、2017年3月現在、公的な定義等はありません。市場流通後における水素の含有量は販売元により異なると考えられますので、十分ご注意ください。

参考文献

  1. [1]Ohsawa I, et al. Hydrogen acts as a therapeutic antioxidant by selectively reducing cytotoxic oxygen
  2. radicals. Nat Med 2007; 13(6): 688-694

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