勃起しない原因は更年期かもしれない

更新日:2017/07/20 公開日:2014/09/11

勃起不全の原因・症状

「更年期障害」というと、女性特有の症状という印象がありましたが、最近では男性にも起こることが広く認められています。そこで今回は、男性の更年期障害の原因や症状などについてドクター監修のもと紹介していきます。

男性の更年期障害

「更年期障害」というと、これまでは女性特有の症状という印象が強くありました。しかし最近では、男性にもあることがわかり、「LOH症候群」や「加齢男性性腺機能低下症候群」とも呼ばれています。

更年期とは、老化とともに性ホルモンの分泌が少なくなってくる期間で、ちょうど青年期から老齢期に移り変わる間の状態のこと。女性の場合は、閉経期を挟んだ数年間に更年期障害が起こるのに対して、男性の場合は、時期に個人差があり、進行も緩やかなので、本人にも自覚しづらい傾向があるようです。

一般的に男性の更年期障害は、40〜60歳ごろに発症のピークを迎えるといわれています。

男性の更年期障害の直接的な原因は、加齢にともなって、男性ホルモンの「テストステロン」が減少することです。また、更年期に当たる時期は、仕事で責任の重い役職についたり、子供の独立で親子関係が希薄なったりするなど、職場や家庭でストレスが溜まりやすい時期でもあります。こうしたストレスも、男性の更年期障害を触発する要因になるといわれています。

症状と対処法

男性の更年期障害も女性と同様に、うつ、不安、イライラ、集中力の低下などの「精神・心理症状」や疲労感、だるさ、ほてり、のぼせ、動悸、肩こり、頭痛、腰痛、頻尿などの「身体症状」があります。また男性の場合は、精神や心理症状のほうが先に現れることが多く勃起不全や性欲の減退など「性機能関連症状」が目立つという特徴もあります。更年期の年齢になって、これらの症状がある場合は、病院で治療を受けましょう。

その際、何科を受診すればよいのかわからないという方もいるかもしれませんが、「だるい」「疲れが取れない」というような症状が長引くようなら心療内科や内科、精神神経科に。「勃起不全」や「尿の出が悪い」といった場合は、泌尿器科を受診します。最近では、大学病院などの専門外来や、更年期障害の治療を積極的に行うクリニックも増えてきているので、そういった所を利用するのも良いでしょう。

病院での更年期障害の治療は、症状と血中の男性ホルモンなどを検査して、主に抗うつ薬治療と性ホルモン治療を併用して行っていきます。

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