勃起不全(ED)の原因とは

更新日:2017/01/13 公開日:2014/10/01

勃起不全の原因・症状

勃起不全になる原因には、ストレスなどの心理的なものや、生活習慣病など身体に問題があるものまでさまざまな種類があります。勃起不全を招く原因を「心因性」「器質性」「その他」に分けて、ドクター監修のもと詳しく解説します。

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勃起

勃起不全の原因は、大きく分けると「(1)機能性」「(2)器質性」「(3)機能性と器質性の混合性」の3種類に分けることができます。

心理的な要因 (1)機能性

「心因性勃起不全」とは、身体にはどこにも異常がないのに、ストレスなどの心理的な影響によって勃起不全が誘発されることを言います。実は、勃起不全で一番多いのがこのケースです。精神的なストレスがあると、いくら性的な刺激があっても大脳が興奮しづらくなり、勃起のメカニズムがうまく作用しなくなるのです。

パートナーとの気持ちのズレ、子作りへのプレッシャー、仕事や家庭でのストレス、過労、睡眠不足、性行為に失敗することへの不安、緊張、コンプレックスなど、問題は人それぞれ違います。また、日常生活では特にストレスがなくても、幼児期の体験や性的トラウマなど、過去の出来事が原因になっている場合もあります。

身体的な要因 (2)器質性

身体機能になんらかの異常や障害があり、そのために勃起不全が誘発されているものを「器質性勃起不全」と言います。

糖尿病、高血圧、高脂血症 (3)機能性と器質性の混合性

これらの生活習慣病は動脈硬化を引き起こす原因になりますが、動脈硬化になると血管が十分に拡がらなくなり、血液の循環が悪くなります。すると、陰茎海綿体にも十分な血液が運ばれなくなり、勃起しづらくなるのです。動脈硬化の症状は、もっとも細くデリケートなペニスの血管に1番最初に現れると言われています。

神経障害 (2)器質性

脳出血、脳腫瘍、脳外傷、脊髄損傷、パーキンソン病、アルツハイマー病などの神経が障害される病気も、脳からの信号をペニスに伝達しづらくなるため、勃起不全の原因になります。

その他 (2)器質性と(3)機能性の混合性

陰茎海面体の血管や神経を損傷するような手術や外傷、前立腺肥大症、前立腺炎、精巣静脈瘤などの泌尿器系の疾患、椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、多発性硬化症などの疾患なども勃起不全の原因になることがあります。

その他の原因

混合性勃起不全 (2)器質性と(3)機能性の混合性

心因性勃起不全と器質性勃起不全が複雑に絡み合うことで、勃起不全を誘発することもあります。この場合は、原因を特定するのが困難です。

薬剤の副作用 (1)機能性

病気の治療のために服用している薬の副作用で、勃起不全になることがあります。原因となるものには、中枢神経や末梢神経に作用する薬剤、循環器系に作用する薬剤、消化管に作用する薬剤などがあります。

その他 (2)器質性と(3)機能性の混合性

加齢や肥満、喫煙なども勃起不全の原因になります。

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