朝立ちしない原因

更新日:2017/07/20 公開日:2014/10/01

勃起不全の原因・症状

ドクター監修のもと、夜間陰茎勃起現象(朝立ち)を減少させる要因について解説します。また、朝立ちがなくても睡眠中に勃起している可能性があるため、それを確認するセルフチェック方法もご紹介します。

朝立ち

朝立ちとは

目覚めたときに勃起していることを「朝立ち」と言いますが、健康な男性であれば、睡眠中は1時間~1時間半おきに10分程度の勃起をくりかえしているといわれています。これは「夜間陰茎勃起現象」といわれる生理現象で、眠りが浅い「レム睡眠」のときに起こります。

夜間陰茎勃起現象によって、ペニスの海綿体には定期的に新鮮な血液が送り込まれ、これにより正常な勃起力が維持されていると考えられています。つまり、朝立ちにはペニスの血管(海綿体)のメンテナンス効果があるというわけです。

夜間陰茎勃起現象(朝立ち)を減少させる要因

夜間陰茎勃起現象は生理現象なので、男性なら誰にでも起こるものです。よって、逆にその回数が減少した場合は、身体のどこかに異常がある可能性があります。夜間陰茎勃起現象を減少させる主な症状についてまとめました。

男性ホルモンの低下

男性ホルモンの「テストステロン」には、血管を拡張して血流をよくする「一酸化窒素」を供給する作用があります。そのため、テストステロンの分泌量が減ると、勃起するのに十分な血液がペニスの海綿体に流れ込まなくなってしまいます。

糖尿病性末梢神経障害

糖尿病により神経障害を起こすことを「糖尿病性末梢神経障害」と言いますが、この障害があると、脳が性的に興奮してもその興奮がペニスに伝わりにくくなります。

高血圧、糖尿病、高脂血症による動脈硬化

血管が細くなり血流が悪くなると、海綿体に十分な血液が流れ込まなくなるため、勃起が起こりにくくなります。

睡眠の質の変化、睡眠障害

年齢を重ねるにつれ、睡眠中のレム睡眠の割合は減少していきます。夜間陰茎勃起現象はレム睡眠時に起こるため、レム睡眠の時間が減ると勃起する回数も減少します。また、睡眠障害や不眠症などの症状がある場合も、夜間陰茎勃起現象は減少します。

その他

勃起にかかわる血管や神経が損傷する外傷を受けたり、勃起の機能に影響を及ぼす副作用がある薬(血圧や高脂血症の薬、精神安定剤など)を利用していたりすることも、夜間陰茎勃起現象を減少させる要因になります。

セルフチェックの方法

目覚めた時に朝立ちがなくても、眠っている間には勃起している可能性があります。気になる方は、スタンプ法などでセルフチェックしてみましょう。スタンプ法とは、4~5枚連なった1円切手を就寝前に勃起していない状態のペニスに巻き付けておき、翌朝起きたときに切手が切れているかどうかで就寝中の勃起の有無を確認する方法です。ただし、スタンプが切れていなくても勃起がなかったとは断定できないため、正確な診断のためには専門医に相談するのがよいでしょう。

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