中性脂肪とは

更新日:2016/12/09 公開日:2014/10/01

中性脂肪の原因・症状

中性脂肪は、その値によって健康状態が測れるほど、あまり高いと心配なものと言われています。では、そもそも中性脂肪とはどのようなものなのでしょうか?ドクター監修のもと、その正体と役割について解説します。

中性脂肪

中性脂肪が多くついていると危険ですと、よく耳にしますが、中性脂肪がどのようなもので、どのような役割を果たしているかを知っている方は少ないと思います。そこで、中性脂肪が持つ役割について詳しくご紹介していきます。

中性脂肪とは?

中性脂肪とは、人間の体内にある脂肪の一種で、別名トリグリセリドとも呼ばれます。使われずに体内に残ったエネルギーは皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられますが、その大部分がこの中性脂肪です。

炭水化物が分解されたブドウ糖の余ったものなど、食事などによって摂取する脂肪は、大部分が中性脂肪になります。ふつうはエネルギー源として使用されるのですが、余ると肝臓や脂肪組織に蓄えられます。したがって、皮下脂肪や内臓脂肪のほとんどが中性脂肪と言っても、過言ではないのです。

中性脂肪の役割

中性脂肪の役割は、第一に身体を動かすエネルギー源となることです。エネルギー源としてまず使われるのは血液中の糖分ですが、糖分がなくなると、次に中性脂肪が使われます。これ以外にも、中性脂肪には外気から身体を守る働きや体温を一定に保つ働き、骨や内臓を守るクッションとしての働きがあります。このように、中性脂肪は人間の身体にとって必要不可欠なものなのです。

中性脂肪になる物質

体内にとり込まれた脂肪だけが中性脂肪増加の原因と思われがちですが、原因はそれだけではありません。以下に、中性脂肪になる物質をまとめました。

脂質

食事として体内に入った脂肪は身体のエネルギー源となりますが、使い切れなかった分は中性脂肪となり、肝臓や脂肪細胞に蓄えられます。

糖質・タンパク質

ごはんや麺類、砂糖などの糖質は体内で消化され、ブドウ糖などの糖になって腸で吸収されます。これらはエネルギー源となりますが、使われなかった分は肝臓や脂肪細胞で中性脂肪となります。また、余ったタンパク質も、体内でいったん糖質に変えられたのち、中性脂肪になります。

エネルギー源としてはタンパク質がもっとも優先的に使用されるため、脂質や糖質は余りやすくなります。つまり、中性脂肪の増加を防ぐポイントは、糖質と脂質の過剰摂取をいかに抑えるかということになるのです。

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