中性脂肪に有効な薬とは

更新日:2016/12/09

中性脂肪の治療方法

高中性脂肪の改善は食事療法や運動療法が基本になりますが、中性脂肪の値が大幅に基準値を上回っている場合は薬物療法を行うことになります。ここでは高中性脂肪を治療するための薬ついて解説します。

薬

中性脂肪の値が基準値より少し上回る程度なら、食事療法や運動療法などによって改善することが可能ですが、大幅に上回っているのであれば脂質異常症となり、場合によっては薬での治療も必要となります。

脂質異常症の薬物療法

中性脂肪の値を下げる薬物療法は、基準値を上回っている状態の時のみに行われます。薬物治療を始める目安としては、おおよそ総コレステロール値が220~250mg/dL、中性脂肪200~300mg/dL以上になります。

脂質異常症の処方薬

高すぎる中性脂肪に働きかける薬はさまざまな種類があります。ここでは一部を紹介します。

・ニコチン酸誘導体:中性脂肪の分解を促す作用があります。また、HDL(善玉コレステロール)の値を上げる効果も。

・フィブラート系薬剤:肝臓内での中性脂肪生成を抑制し、胆汁へのコレステロール排泄量を増やすことで中性脂肪やコレステロールの値を下げる作用があります。

・イコサペント酸エチル:中性脂肪値を下げ、血小板を固まりにくくし、血栓ができないようにします。

薬では根本治療にならない?

脂質異常症は生活習慣病のひとつです。生活習慣病はその名の通り、生活習慣になんらかの問題があるために発症する病。つまり、いくら治療薬を服用しても、原因となった生活習慣を改善しない限り根本的な問題は解決しないということです。

薬で一時的に数値が安定しても、生活習慣を改めない限り、いずれは元に戻ってしまうでしょう。薬だけに頼るのではなく、投薬と同時に生活習慣を見直すことが中性脂肪を根本から治療することに繋がるのです。

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