男性更年期障害(LOH症候群)とは

更新日:2017/05/16 公開日:2014/10/15

男性更年期障害の原因・症状

「更年期障害」というと、閉経期の女性特有の症状というイメージがありますが、最近では男性にも更年期障害があることがわかり、少しずつ認知されるようになってきました。そこで今回は、男性更年期障害が起こる原因をご紹介していきます。

ヘルスケア大学参画ドクター先生

この記事の監修ドクター


ヘルスケア大学参画ドクター先生

男性にも更年期障害があるの?

疲れやすくて体がだるい、妙に気持ちが落ち込む、なかなか寝つけない、ここしばらく朝立ちがない…こんな症状があったら、もしかすると、更年期障害のせいかもしれません。

更年期障害というと、女性特有の症状だと思われてきましたが、最近では、男性にもあることが知られるようになり、「男性更年期障害」や「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」などと呼ばれています。

女性の更年期障害は、閉経をはさんだ数年の間に起こりやすい上に、顔がほてってのぼせる「ホットフラッシュ」などのように、特有の症状があるので、自覚しやすいものです。

しかし男性の場合は、閉経のようなわかりやすい節目がなく、発症する年齢や症状にも個人差があるので、更年期障害だと気づかずに、我慢してしまう人も少なくありません。

しかし男性更年期障害も、病院で治療を受ければ症状を軽くすることができます。また、不調の原因を特定できれば、それだけでも、少しは気持ちが楽になるものです。体や心の異変に気づいて、適切な対処がしていけるように、男性更年期障害がどういうものなのかを見ていきましょう。

男性更年期障害の原因は?

男性更年期障害は、男性ホルモンの「テストステロン」が減少し、ホルモンバランスが乱れることが大きく影響していると考えられています。テストステロンは、男性ホルモンの中でも特に分泌量が多く、強い作用を持っているホルモン。

筋肉の増強や体毛の増加、性衝動の支配・調整、勃起力の維持、冒険心・縄張り意識・競争心を活発にするなど、男らしい肉体や精神を形づくる作用があります。

テストステロンの分泌量は、20代をピークに少しずつ減少していくので、誰でも年をとれば、テストステロン値が低下していきます。しかし、緩やかにテストステロン値が低下していけば、体や心は徐々に慣らされていくので、大きな不調を感じずに済みます。

ところが、精神的なストレスにさらされていると、テストステロン値が急激に低下いくので、ホルモンバランスが乱れ、心身にさまざまな症状が出てしまうのです。

男性更年期障害を発症する年齢には、かなり個人差がありますが、もっとも多いのは、40代半ばから50代半ばです。この年代の男性は、仕事で責任の重い役職についたり、夫婦関係が希薄になったりするなど、職場や家庭でストレスが溜まりやすい時期なので、こうしたストレスも、更年期障害の発症に大きく影響していると考えられます。

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