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脂肪冷却・冷凍による痩身治療に副作用やデメリットはある?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.11.28
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

脂肪冷却は脂肪細胞そのものを減らすため、リバウンドが少ない痩身法といわれています。でも、施術を受けるにあたって、デメリットや副作用なども気になりますよね。ドクター監修のもと、脂肪冷却を行う上での注意点について解説します。

脂肪冷却は、余った脂肪を冷やすことで自然に体外に排出させる痩身法ですが、肌を傷つけることがなく、痛みやダウンタイム(施術してから回復するまでの期間)もほとんどないことから、人気の高い施術となっています。ただし、デメリットや副作用がないわけではありません。脂肪冷却による痩身治療を受ける前に、知っておきたい注意点について解説します。

脂肪冷却痩身のデメリットとは?

脂肪冷却は、脂肪細胞を冷やし、それを体が本来もっている代謝によって自然に排出させることで、痩身効果をもたらす治療法です。

冷却によって死滅した脂肪細胞が、老廃物となって体の外に出るまでには、2~3か月の期間が必要といわれています。ゆっくり時間をかけてじわじわと排出させていくため、その効果を実感するまでには時間がかかるうえに、効果の現れ方には個人差もあります。しかし、死滅させた脂肪細胞は着実に外へ出ていくとされているため、焦らず待つことが大切とされています。これを見てもわかるとおり、脂肪冷却による痩身治療は、皮膚を切開したところにカニューレと呼ばれる吸引管を挿入し、脂肪を吸い上げていく脂肪吸引のような即効性はありません。

また、皮膚にカップを装着させて強い力で皮下脂肪を吸引しながら冷却していくため、脂肪組織が柔らかく、吸引できる皮下脂肪の厚みが適度にある部位にしか適用できません。お腹やウエスト、背中、ヒップ、太ももなど、手でお肉がつかめる部位と言ったらわかりやすいかもしれません。逆に、顔やアゴ下、首周りなど、皮下脂肪の薄い部位は施術できないため、ご注意ください。

脂肪冷却による痩身治療は、その特徴から、体重を減らすダイエットというよりは、気になるか所を部分的にすっきりさせて整える“ボディメイク”のような目的で施術を受ける方が多いといわれています。

脂肪冷却痩身の副作用と注意点

脂肪冷却の副作用としてあげられるのが、治療後の赤みや内出血です。これは、カップで強く吸引したことによって起きますが、時間と共に消えていく一時的なものです。また、腹部の治療の際は、お腹を冷やすことにより、体質によってはお腹がゆるくなる場合があるといわれています。時間が経っても改善しない場合は、施術を受けたクリニックに相談してください。また、もともと内出血しやすいなど、日頃から肌にトラブルを抱えやすい方は、施術前にその旨をドクターに伝えておきましょう。

脂肪冷却を受けた後は、次の点を注意する必要があります。まず、先に述べたように治療後はお腹がゆるむ場合がありますので、治療後1時間は食事を控えましょう。また、冷却したことで活動が止まり死滅状態に向かっている脂肪細胞を目覚めさせないために、治療当日は激しい運動やサウナ、岩盤浴などの体を温める行為も控えてください。さらに、治療後の体内は、代謝と栄養の吸収力がとても高い状態になっているため、バランスのいい食事を心がけ、水分補給をしっかり行いましょう。

冷え性の方など、「体を冷やす」ことに抵抗を感じる女性も多いと思われますが、治療は部分的&一時的なものなので、治療後10分程度でいつもの温度に戻ります。また、治療していない部位には影響がありませんので、大きな心配はありません。

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