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注射によるニキビ治療の種類と効果

更新日:2016/12/09 公開日:2014/11/28

この記事の監修ドクター

相澤皮フ科クリニック院長
相澤浩先生

こちらでは注射によるニキビ治療について解説しています。

注射によるニキビ治療とは

皮膚科でのニキビ治療は軟膏などの塗り薬で行われるケースが多いですが、局所注射によるニキビ治療というのも存在します。

塗り続けて徐々に治療していく外用薬と異なり、注射治療には即効性があると言われています。しかし、注射治療は特定の症状を治療するものであり、すべてのニキビに効果を発揮するものではありません。自分のニキビの症状に合った注射治療を受けることが重要です。

ニキビの注射治療の種類

大人ニキビに用いられる主な注射には3種類あります。ここでは、それらの薬剤について具体的な作用機序を解説します。

ケナコルト注射

ケナコルトは、アトピーなどの治療に用いられるステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)の一種です。ステロイドは免疫の過剰反応を抑制して炎症を急速に鎮める作用がありますので、赤く腫れたニキビを素早く治療するために役立ちます。

一時的に炎症を止める対症療法に過ぎませんが、ひどい炎症や痛みを抑えるために有効。炎症が悪化した時の一時しのぎとしては優秀な方法と言えるでしょう。ただ、ニキビが多発する肌質の方は、炎症が静まった後に根本治療についても考えたほうがよいかもしれません。

ヒアルロン酸注射

美容外科で用いられる施術として知られているヒアルロン酸注射。ニキビ治療に用いる場合も使い方はまったく同じです。クレーター状、凹凸状に残ったニキビ痕に注射し、陥没した箇所を埋め、美容面の悩みを緩和する治療法になります。

ただ、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくため、一時的な効果しか望むことはできません。むしろ、一時しのぎをくりかえすことで根本治療の機会を逸する恐れもあるため、それほどオススメできる方法ではありません。

プラセンタ注射

美容皮膚科、美容外科の施術として知られるのがプラセンタ注射です。アンチエイジングのシワ消し効果、美肌効果、抗酸化作用などがうたわれており、近年、知名度を上げています。ただ、有効性に関する医学的根拠に乏しく、確かな効果が期待できるとは言い難いのが実情です。

ニキビの注射治療は、いずれもそのとき起こっている炎症やニキビ跡を緩和するための対症療法であり、ニキビの根本原因を取り除くものではありません。ニキビがくりかえし発生する方の場合は、根本治療を併用して肌質から治していくことをオススメします。

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