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皮膚科で行う点滴を使ったニキビ治療の種類と美容効果

更新日:2017/08/04 公開日:2014/11/28

この記事の監修ドクター

相澤皮フ科クリニック院長
相澤浩先生

ここでは、ニキビの点滴治療に関して解説しています。

点滴によるニキビ治療の種類と美容効果

ニキビの点滴治療に用いられる薬剤には、ビタミン点滴とプラセンタ点滴の2種類があります。こちらでは、それぞれの治療法に関して具体的な作用を解説しています。

ビタミン点滴による美肌効果

ビタミン点滴とは、ビタミンC、ビタミンB群など美肌作用のある栄養素を含んだ薬剤を指しています。美容点滴と呼ばれることもあり、ターンオーバー周期を整えて少しずつ肌の状態を改善していくことが目的になります。別のビタミン点滴として高濃度ビタミンC点滴というものがありますが、これも多量のビタミンCを投与して、抗酸化作用、コラーゲン合成促進といった美肌作用を期待するものです。

いずれも、直接的にニキビを治療するための方法ではありませんが、緩やかに肌の状態を整えていく作用は期待できるでしょう。ニキビ予防の観点、あるいは肌全体の健康を増進するという観点で受けるなら、有効性はあると考えられます。

プラセンタ点滴は治療効果が確認されていない

近年、プラセンタは美容成分として注目を集めています。馬由来や豚由来などプラセンタにもいくつか種類がありますが、点滴に用いられるものは人間の胎盤から抽出したヒト由来プラセンタです。美肌作用についての医学的根拠は乏しく、安全性の面でも懸念があるのが現状であり、プラセンタ注射や点滴を受けた人は献血を禁止されるなどの制限を受けます。目下のところ、美容のために行う施術としてはあまりおすすめできるものではありません。

点滴による皮膚科でのニキビ治療の方法

皮膚科で行われるニキビの治療は点滴治療だけではありません。外用薬・内服薬の処方やピーリング・レーザー治療なども行われます。重度のニキビだけでなく軽い症状でも治療を行ってくれるので、ニキビの早期改善が期待できます。また、医師からのアドバイスによってニキビの再発を防止することも可能です。

皮膚科の外用薬治療では、アクアチムクリーム・アクアチムローション・ゼビアックスローションといったニューキノロン系抗生物質や、ダラシンTゲル・ダラシンローションといったリンコマイシン系抗生物質が処方されます。また、抗生物質以外にも毛穴をつまりにくくするためにディフェリンゲル(アパダレン)や過酸化ベンゾイル配合のベピオゲル、デュアック配合ゲルが処方される場合もあるようです。

内服薬でも、マクロライド系抗生物質やテトラサイクリン系抗生物質などの抗生物質が処方されます。また、皮脂腺を刺激することでニキビをできやすくする男性ホルモンの働きを抑えるために、低用量ピルや抗男性ホルモン薬が処方されることもあります。医師の指導のもと、基礎体温を記録し低用量ピルや抗男性ホルモン剤を投与する治療法をホルモン治療といいます。

ピーリングやレーザー治療など、その他のニキビ治療については『ニキビを皮膚科で治療!治療の種類やメリットは?』をご覧ください。

ホルモン治療との併用が効果的

ビタミン点滴には、肌質を改善しニキビができにくい状態へと近づける効果が期待できる反面、劇的な治療効果があるとはいえないのが現実です。ただ、目立ったリスクがなく、肌の健康状態を向上できるという点については非常に有益だと考えられます。

大人ニキビの原因である男性ホルモン優位の体質を改善し、ニキビを根本治療するために用いられるホルモン治療と併用することで「ニキビの原因を除去しつつ、さらに肌質を改善する」という目標を達成できる可能性があります。点滴治療を検討している場合は、ホルモン治療と同時に行うことで双方の効果を引き出せるかもしれません。

ニキビのホルモン治療の詳細については『ニキビを皮膚科で処方されるホルモン調整薬により治療する方法』をご覧ください。

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