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皮膚科で処方されるニキビ薬(3)硫黄製剤

更新日:2016/12/09

こちらでは、古くからニキビ薬として使われている硫黄製剤の効果についてまとめています。

硫黄がニキビを治す作用と効果

硫黄がニキビにもたらす効果としては、次の3つが挙げられます。1つは皮脂分泌を抑えて肌を乾燥させる効果、2つめはアクネ菌に対する殺菌効果、そして3つめが角質を柔らかく保ち、角栓による毛穴詰まりを防ぐ効果です。

ニキビというのは、角栓が毛穴を塞いで毛穴が詰まり、内部に皮脂が溜まることが発生します。その皮脂をエサにしてアクネ菌が大量発生すると、炎症が起きて真っ赤に腫れ、美容面で大きなデメリットを引き起こすと同時に、痛み、熱感などの不快な症状をきたすこともあります。

硫黄にはニキビの発生、悪化過程を抑制する働きがあるので、ニキビ治療に古くから用いられてきたのです。実際、市販されている有名なニキビ治療薬にも硫黄が含まれています。

要注意!大人ニキビには逆効果?

ただし、硫黄が効果を発揮するのは思春期ニキビだけで、20歳以降に出現する大人ニキビに対しては逆効果になることさえあるのです。

問題なのは、硫黄が持っている効果のうち、肌表面を乾燥させるという作用。思春期ニキビは皮脂の過剰分泌が原因なので、皮脂を減らして乾燥させることでニキビに効果を発揮するのですが、肌は皮脂が過剰に減少すると、肌表面を守るため皮脂を過剰に分泌させるので、結果、皮脂が溜まって大人ニキビを発生させてしまうのです。

また、肌表面が乾燥することで肌のバリア機能が低下し、ニキビに限らず、さまざまなトラブルを招くこともあります。20歳を越えたら、自己判断で硫黄製剤を使用するのは避けたほうが無難でしょう。

また、硫黄には強いニオイがあり、さらに塗ってから数時間が経過すると、硫黄の粉が白っぽく浮いてくることもあります。こういった事情からも、大人が使うにはやや不向きと言えます。このようなこともあり、硫黄製剤でのニキビ治療はやや下火になってきています。

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