脂肪燃焼系ダイエット成分「アルギニン」

更新日:2016/12/09 公開日:2014/12/26

脂肪燃焼系サプリメント成分

アミノ酸の一種で、人体にとって必要不可欠な栄養素でもあるアルギニン。成長ホルモンの分泌を促進させる作用があり、脂肪の燃焼にも効果的です。ドクターの監修の記事で、脂肪燃焼系のダイエット成分、アルギニンについて詳しくご紹介します。

澤田彰史先生

この記事の監修ドクター

東京警察病院 医師
澤田彰史先生

アルギニンはアミノ酸の一種で、脂肪の燃焼に深い関わりを持つ成分です。その最大の特徴は、成長ホルモンの分泌を促進するという点です。ここでは、アルギニンの脂肪燃焼効果について詳しくご紹介していきます。

アルギニンとは

アルギニンは体内で作られている非必須アミノ酸です。子供のときは体内でつくられないため、「準必須アミノ酸」といわれています。また、大人でも病気やケガなどで体が弱っているときは不足しがちなため、食品からの摂取を心がけましょう。

アルギニンのダイエット効果

成長ホルモンの合成にかかわり、体脂肪を分解する

アルギニンが脂肪燃焼に効果的な成分といわれる一番の理由は、成長ホルモンの合成にかかわる成分だからです。成長ホルモンの分泌が不足すると、脂肪の燃焼効率が下がってしまいます。体脂肪の多い人に成長ホルモンを投与すると、1時間後には体脂肪の分解が急激に進んだという実験結果も報告されています。つまり、成長ホルモンは体脂肪の分解を刺激し、促すカギになる物質だということです。

成長ホルモンには、食欲を抑える効果の他、脂肪の代謝分解を促進し、筋肉の量を増やす働きもあります。このことから、成長ホルモンの分泌を促進させる効果のあるアルギニンは、体脂肪を落とすには最適の成分と言えるでしょう。

エネルギーの代謝もスムーズにする

アルギニンは、エネルギーの代謝を邪魔するアンモニアの解毒にも一役買っています。肝臓で行われるアンモニアを尿素に変換する代謝経路「オルニチンサイクル」に関係し、アルギニンの摂取と同時に運動をすることでエネルギーの代謝をスムーズにするという働きが明らかになっています。

脂肪燃焼酵素「リパーゼ」を活性化する

アルギニンには、脂肪燃焼酵素であるリバーゼを活性化させる働きもあります。リパーゼは、脂肪を分解し血液の中に放出する働きを担っている酵素です。アルギニンを摂取することで、このリパーゼの働きが活性化され、体脂肪の分解がより促進されるといわれています。

しかし、リパーゼによって血液中に流した脂肪を効率よく消費するためには、有酸素運動を行い血液中の脂肪を燃焼させることが重要です。血液中の脂肪を燃焼させないまま放置すると、血液の中の脂肪は体内をめぐり、また体脂肪として蓄積されてしまいます。アルギニンを摂取した際は、適度に有酸素運動を行い、効果的に血液中の脂肪を燃焼させるように心がけましょう。

その他にも、幅広く活躍するアルギニン

アルギニンの働きは幅広く、血管の老化や肥満の予防、成長ホルモンの分泌、疲労回復、血管の拡張、免疫力のアップなど、若々しい毎日を支えるアミノ酸です。また、最近ではコラーゲンの合成にも関係するといわれ、アンチエイジングの効果や美肌効果でも注目されています。血流に活力がある肌は、くすみの予防にもなり、ターンオーバーも正常なサイクルで行われます。また、男性特有の悩みであるED(勃起不全)を改善する効果もあるといわれています。

アルギニンの吸収を高めるビタミンB群

アルギニンの吸収率を高めるため、一緒に摂取した方がよいといわれているのが、ビタミンB群です。アルギニンをサプリメントで摂取する場合は、ビタミンB群も一緒に配合されているものを選ぶか、ビタミンB群のサプリメントを一緒に服用するのがおすすめです。ビタミンB群自体も脂肪の代謝には欠かせない成分なので、脂肪燃焼にはより効果的だと言えるでしょう。

アルギニンの摂取方法

味噌や納豆などの大豆食品はアルギニンを多く含んでいる食品です。他にも、鶏肉、ナッツ、海老、牛乳などがあげられます。アルギニンの合成をサポートするビタミンB6と一緒に摂ることで、より効率よく摂取することができます。B6を多く含むマグロやカツオなど赤身の魚、レバー、サツマイモなどと組み合わせて摂取しましょう。

公式アプリ

fem.
fem.

毎日1つ。ドクター監修の簡単ヘルスケア・ビューティー習慣!