脂肪燃焼系ダイエット成分「イノシトール」

更新日:2016/12/09 公開日:2014/12/26

脂肪燃焼系サプリメント成分

ビタミン系成分のひとつであるイノシトール。血液中の脂肪を減少させる効果のある栄養素として注目されています。ここでは医師の監修のもと、イノシトールの脂肪燃焼効果について詳しくご紹介します。

澤田彰史先生

この記事の監修ドクター

東京警察病院 医師
澤田彰史先生

筋肉や神経細胞の中に多く存在している成分、イノシトール。イノシトールは、動脈硬化や脂肪肝の予防といった生活習慣病から、神経細胞を正常に保つ働きなど、さまざまな作用を持つ成分として注目を集めている栄養素のひとつです。

イノシトールの脂肪への効果

イノシトールは糖アルコールの一種で、体内で作り出すことのできる成分です。以前はビタミンB群の一種とされてきましたが、果物や穀物など多くの食材から摂取することができ、体内でも合成することができるため、現在はビタミン様物質として扱われています。

脂肪への主な効果は脂質の代謝を促進し、血液の中にある脂質(コレステロール)を減らして、血液の流れをよくする働きがあります。肝臓への脂肪の蓄積を防ぎ、蓄積してしまった脂質を取り除く作用もあるので、イノシトールは抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれています。

イノシトールの血液中の脂肪を減らす作用は、体脂肪の蓄積を防ぐ効果にも繋がります。体脂肪は、血液の中に放出されると、その血液中の脂肪がエネルギーとして消費されることで燃焼されていきます。消費されなかった脂肪は、血液をめぐり、また体脂肪として蓄積されてしまいます。つまり、血液中の脂肪が減少すれば、それだけ蓄積される脂肪も少なくなるということです。

また、イノシトールがもたらす効果は幅広く、生活習慣病の予防や神経細胞を正常に保つ効果、毛髪の健康を維持する効果、さらに、パニック症候群や強迫性障害のなどの治療にも有効とされています。

イノシトールを多く含む食材

イノシトールは体内で合成できる栄養素ですが、それだけでは足りないため、食品などから摂取する必要があります。イノシトールを多く含む食材は、オレンジやスイカ、メロン、グレープフルーツ、桃といった果物です。ビタミン様物質ですので、フルーツに多く含まれています。これらの食材を定期的に摂取することができれば不足することはありませんが、フルーツを食べる習慣がない人はサプリメントなどで摂取するのもおすすめです。

イノシトールの1日に必要な摂取目安量は、500~2,000mgです。水溶性の成分ですので、過剰に摂取しても尿として体外に排出されるため問題はないとされていますが、サプリメントで摂取する場合は推奨されている容量を守って摂取するようにしましょう。

また、日常的にカフェインを摂取する人はイノシトールの消費量が多いため、イノシトールが不足してしまう可能性があります。イノシトールが不足することによって起こる健康被害の報告はまだありませんが、カフェインを多く摂取する人はイノシトールを積極的に摂取することを意識した方がよいと言えるでしょう。

公式アプリ

fem.
fem.

毎日1つ。ドクター監修の簡単ヘルスケア・ビューティー習慣!