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脂肪細胞とは

更新日:2016/12/09 公開日:2014/12/08

肥満の原因・症状

脂肪というと、肥満の元凶という印象を持ちがちですが、脂肪をためこむ「白色脂肪細胞」と脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」の2種類があります。そこで今回は、それぞれの脂肪細胞の特徴をご紹介していきます。

2種類ある脂肪細胞

脂肪というと、「肥満の原因」というイメージを持ちがちですが、脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類があり、それぞれ正反対の働きをしています。どんな働きがあるのかを見ていきましょう。

白色脂肪細胞とは

一般的に、「脂肪」というと、白色脂肪細胞のことをいいます。その役割は、過剰に摂取して、余ったエネルギーを中性脂肪に変換し、いざというときのエネルギー源として貯めこんでおくことです。

白色脂肪細胞は、全身のあらゆるところに存在していますが、とくに下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の回りなどに多く、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されていきます。

以前は、白色脂肪細胞の数は、乳幼児や思春期など、ある一定の時期にだけ増加し、その時期に生涯の数が決定されると考えられていました。

しかし、最近の研究で、過剰なエネルギー摂取や運動不足などによって、すでに存在している白色脂肪細胞が脂肪でいっぱいになると、成人になってからでも脂肪細胞の数を増やし、さらに脂肪を取り込むということがわかってきました。このため、肥満の人の白色脂肪細胞は、400〜600億個にもなるといわれています。

褐色脂肪細胞

白色脂肪細胞が、余剰エネルギーを中性脂肪として貯蔵するのに対して、褐色脂肪細胞は、余分な脂肪を分解して熱を生み出し、エネルギーを消費する働きがあります。

しかし、褐色脂肪細胞は、首の後や肩甲骨の周辺、わき、心臓や腎臓のまわりなど、体の限られた部分にしか存在しません。

また、その数も、生まれたばかりのときがもっとも多く、成人になると加齢とともに減少し、特に40 歳以降になると、激減してしまいます。褐色脂肪細胞の機能が低下すると、熱の産生が起こらず、エネルギー消費量が下がるので、この褐色脂肪細胞の減少が、中年太りの大きな原因になるのではないかといわれています。

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