更年期障害の症状(1)ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり・発汗)

更新日:2017/05/16 公開日:2014/12/26

更年期障害の症状

更年期障害の代表的な症状「ホットフラッシュ」。のぼせ、ほてり、発汗などの症状を指しますが、なぜ更年期になると起こりやすくなるのでしょうか?ホットフラッシュの原因と改善法をドクター監修の記事で詳しく解説します。

ヘルスケア大学参画ドクター

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エストロゲン分泌の低下により、更年期によるあらゆる症状を引き起こしやくなります。中でも代表的な症状として「ホットフラッシュ」があげられます。ホットフラッシュの具体的な症状と、原因、そして改善法を知っておきましょう。

更年期障害の代表的症状「ホットフラッシュ」

更年期になると、のぼせやほてり、発汗といった症状を経験する方は多いようです。
更年期障害にはさまざまな症状がみられますが、のぼせやほてりなど「ホットフラッシュ」と呼ばれる血管運動神経症状は代表的な症状のひとつと言われています。
頭が重く感じることから始まり、熱くなり、徐々に首や胸、背中にまで広がっていき発汗しやすくなります。頻度、程度、持続時間は人によって異なり、同じ人でもその時々により違ってきます。ホットフラッシュを経験した女性の85%が1年以上持続し、5年以上経験している方も少なくありません。中には15年以上ホットフラッシュに悩まされている方もいます。

ホットフラッシュの対策・治療

ホットフラッシュは、時間や場所を選ばず起きるのが特徴です。外出先にもウェットティッシュやタオルを携帯し、発作が起きたときには首筋やうなじを冷やしておくと症状が落ち着きます。
また、体内での温度調整機能が鈍っているので、衣服による温度調整をこまめに行うことが大切。風通しのよい服を着たり、すぐに羽織れるカーディガンを持ち歩き、症状が現れたときにも調整しやすいようにしておくとよいでしょう。

ほてり、のぼせといった症状は婦人科での治療で軽減することもできます。ホルモンの補充療法、生活指導、漢方療法といった治療法があります。
ホルモン補充療法とは、更年期障害の原因となる女性ホルモン(エストロゲン)を、飲み薬や貼り薬などで補うことで症状の緩和、改善をはかる治療法のことです。
個人差はありますが、治療を始めてから1~2週間程度でホットフラッシュの症状は解消し始めるといわれています。