高血圧の治療方法

更新日:2017/05/11 公開日:2014/12/26

高血圧の予防・改善方法

高血圧を放置するとさまざまな病気のリスクが高まるため、改善に向けて早期に適切な治療を行うことが大切です。ドクター監修のもと、高血圧の診断基準と治療方法について解説します。

ヘルスケア大学参画ドクター

この記事の監修ドクター


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高血圧症は、特有の症状や自覚症状がないことから「サイレント・キラー」とも呼ばれています。自覚症状がない分、放置されてしまいがちですが、動脈硬化や虚血性心疾患、脳卒中などを引き起こすリスクが高くなるため、放っておくのは危険です。できれば、早いうちに適切な治療を受けておきましょう。高血圧の診断基準と治療法について、詳しく解説します。

高血圧の診断基準と治療方法

初診では、血圧測定と病歴の確認、身体所見、検査所見により、高血圧の程度を診断します。次に、二次性高血圧症かどうかを判断し、該当していれば除外します。二次性高血圧症とは、血管疾患や内分泌疾患など、原因疾患をともなう高血圧のことで、これに該当する場合は、まず原因疾患の治療を優先的に行います。

原因疾患が特定できない高血圧症を、一次性高血圧症(本能性高血圧症)と言います。検査結果により一次性高血圧症と判断された場合は、低リスク群(Ⅰ度高血圧)、中等リスク群(Ⅱ度高血圧)、高リスク群(Ⅲ度高血圧)に分類され、それぞれに合った生活習慣の修正指導と治療薬の処方を行われます。

治療の必要性

自覚症状がないからか、高血圧とわかってもあまり危機感を持たない人も少なくありません。しかし、高血圧を放置すると、動脈硬化や脳卒中、心疾患などを引き起こすリスクが高くなります。よって、高血圧と判明したら、早めの治療を受けることが重要です。軽度であれば、早期治療により薬を使用せずに改善させることも可能です。

また、すでに他の合併症を患っている場合は、高血圧の治療を行うことで、疾患の症状が大きく改善することも多々あると言います。二次性高血圧症の場合は、原因疾患の治療と併せて高血圧の治療も受けることで、早期改善が期待できるともいわれています。

治療薬だけでは改善しない!

高血圧を改善させるには、薬の力だけでは限界があります。薬を飲めば降圧させることは可能ですが、根本的な治療を行うには生活習慣を改善させる必要があります。血圧をコントロールするためにも、減塩・カロリーオフを意識した食事と適切な食事量の保持、日常的な有酸素運動の取り入れなど、生活習慣の見直しを行いましょう。

※高血圧を予防・改善する生活習慣については、『血圧を下げ、高血圧を予防・改善する方法』をご覧ください。

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