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目の下のたるみ改善に効果的な表情筋エクササイズ

更新日:2017/10/13 公開日:2015/02/01

この記事の監修ドクター

銀座エルクリニック 院長
簡野晃次先生

目の下のたるみを改善するためには、目の周りの筋肉を鍛えることが必要です。やり方を間違えると、目元の肌トラブルを増長する可能性もあるので注意しましょう。

目の下のたるみの原因

私たちの身体で、もっとも皮膚の薄い箇所が目元です。スマートフォンやパソコンの使用などで酷使したり、油分の多い化粧品を塗り重ねたりする部分でもあるため、たるみが生じやすい条件が揃っています。

目の下がたるむ原因

  • 加齢
  • 真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸の減少
  • 目の周りの筋肉の衰え
  • 眼窩脂肪のふくらみ
  • 化粧品の成分や洗顔・クレンジングの摩擦

日本人は、まぶたに脂肪が多くついている傾向があるといわれますが、欧米人に比べて表情を大げさに出すことが少ないため、まぶたの脂肪を支える筋肉を動かす機会が少なく、目の周りの筋肉が衰えがちです。

目元の皮膚がたるむ一番の原因は、この筋肉の衰えです。本来ならば脂肪を含む皮膚全体を筋肉がしっかりと支えているのですが、加齢などにより筋肉が衰えその力が弱まると、必然的に皮膚はたるんできます。そして、目の下にたるみが生じるのです。目元の筋肉は、毎日パソコンやスマートフォンを長時間見続けるなどしてまばたたきの回数が減ることでも簡単に衰えるため、若い人でも注意が必要です。

また、保水機能のあるコラーゲンやヒアルロン酸が年齢を重ねるごとに減少して肌の弾力が失われるのも、たるみが起こる原因のひとつです。

さらに、目の下の脂肪(眼窩脂肪:がんかしぼう)が年齢とともにふくらみ、皮膚をたるませてしまったり、油分の多い化粧品に含まれる流動パラフィンという成分の重みによって皮膚が垂れ下がったり、洗顔やクレンジング時の摩擦が皮膚のたるみを引き起こすこともあります。

目の下のたるみを効果的に改善するには、目の周りの筋肉を動かして内側から鍛える方法がおすすめです。ただし、むやみに筋肉を動かせばよいというわけではありません。筋肉の仕組みを理解し、正しいトレーニングを行いましょう。

眼輪筋(がんりんきん)を鍛えるエクササイズ

目の下のたるみを解消したければ、目の周りをぐるりと囲んでいる「眼輪筋」を鍛える表情筋エクササイズが効果的です。眼輪筋とは顔に20種類ほど存在している表情筋のひとつで、目元に豊かな表情を作り出しているほか、涙液が溜まった袋(涙嚢)を押したり緩めたり、目の周りの血流を促すなど、さまざまな働きをしています。

表情筋を鍛えれば、重い皮膚を支える力を取り戻すことができるようになります。年齢に関係なく筋肉は鍛えることができるため、今からでも始めてみましょう。

眼輪筋をあらゆる方向から鍛えるために、次の3種類のトレーニングを朝と晩に5回ずつ行ってみましょう。

眼輪筋全体を鍛える

  1. 目を軽く閉じます
  2. ゆっくりと目をギューっと閉じていき、そのまま5秒間キープします
  3. 少しずつ目の力を抜いていきます
  4. 今度は眉を上げて目をパッと開きます
  5. 5秒間キープしてから、ゆっくりと自然な状態に戻します

上まぶた部分を鍛える

  1. 人差し指を眉の上に置いて固定します
  2. そのまま眉をゆっくりと上げていきます
  3. 人差し指は上がってくる眉を下に押さえるようにして動かしません
  4. 上まぶたが伸びるところで5秒間キープします
  5. ゆっくりと元に戻します

下まぶた部分を鍛える

  1. 口を「お」の形にして鼻の下を伸ばします
  2. そのまま目線を上に向けて目の下を伸ばしていきます
  3. 下まぶたを引き上げるようにして、まぶしい表情をつくって5秒間キープします
  4. ゆっくりと元に戻します
表情筋エクササイズのポイント
筋肉の動きが意識できるようになるまでは、必ず鏡を見ながら行いましょう。指先で筋肉を軽く押さえながら行うと、皮膚がひっぱられるので筋肉の動きがわかりやすくなりますが、強く押しすぎるとシワを作ってしまうので注意しましょう。また、表情筋も身体の筋肉同様、筋肉痛になります。痛みや違和感があるときは休むことも大切です。

眼輪筋を鍛えるとともに、目尻から口元に伸びている「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」や「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」という2つの頬の筋肉を鍛えると頬全体が上がります。目の下のたるみが気になる方は、頬のたるみ対策も一緒に行うと効果的です。

目の下のたるみ改善にはマッサージも有効?

たるみを改善しようとマッサージにはげむ女性も多くいます。しかし、このマッサージには注意が必要です。目元の皮膚はとても薄くデリケートなため、肌をこするようなマッサージは摩擦を生じ、たるみだけでなくシミやシワといった肌トラブルを悪化させる要因になります。

また、顔は小さな筋肉や血液、リンパが入り組んでいるため、その流れに沿って効果的なマッサージを行うのは容易ではありません。やり方を間違うと、血管やリンパを刺激してしまい血行障害を起こして、むくみを招くなどのリスクも考えられます。

マッサージを行うときの注意点

マッサージを行うときは、物理的に「肌を引き上げ」ようとするのではなく、滞りがちな血流やリンパの流れをスムーズにすることを意識しましょう。お風呂上りなど血行のよくなっているときにクリームを肌になじませてから、小鼻の横からこめかみにかけて4本の指を軽く滑らせたり、目の周りの骨に沿って円を描くようにやさしくマッサージしましょう。くれぐれも以下の点を忘れないようにしてください。

  • 肉の仕組みや血液、リンパの流れを正しく理解する
  • 肌に摩擦を与えないよう、マッサージ用クリームなどを必ず使用する
  • 気持ちよいと感じる程度のやさしい力で行う
目の下のたるみを取るツボ押し
目の下のたるみを改善する方法としては、ツボ押しマッサージもあります。目尻の斜め下の骨のくぼみにある「救後(きゅうご)」や、目の下の骨のすぐ上にある「承泣(しょうきゅう)」などの壺が効果的です。

詳しいやり方は『目の下・まぶたのたるみを解消するツボ押しマッサージ』で解説しています。動画もありますのでぜひ参考にしてください。ツボ押しを行う際もマッサージ同様、「心地いい」と感じるくらいの力で行うことを忘れないようにしましょう。

まとめ

目の下のたるみの原因を解説するとともに、改善方法として表情筋トレーニングを中心にご紹介してきました。目の周りの皮膚は薄くデリケートです。たるみを解消するためにも、以下のような生活習慣を心がけましょう。

  • 表情筋エクササイズで眼輪筋を鍛える
  • 生活では表情を大きく使うことを意識する
  • 長時間のパソコンやスマートフォン使用、姿勢の悪さなどを改善する
  • 目の周りのスキンケアやマッサージはやさしい力で行う

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