脱!“人間関係デストロイヤー”人たらしの極意とは

更新日:2015/09/21

人間関係

世の中には、話していて楽しい!と感じさせる人がいます。たとえその会話がネガティブなテーマだったとしても、嫌な感じがしない…。そんな同性にも異性にもモテる“会話美人”、あなたも目指してみませんか?

普通なら“注意や批判”に聞こえることも、発言する人によっては“アドバイスや励まし”に響く場合があります。それはその時、聞く側が聞き耳を持っているかどうかにかかっています。

相手が心を開いて聞く耳を持ってくれるように仕向ける…これこそがトーク上手の真骨頂です。では、伝えにくいことをうまく伝えるにはどうすべきかを見ていきましょう。

>>あなたは嫌われ者? 「人間関係」破壊度チェック

ネガティブなことを気持ちよく聞いてもらうには?

人はポジティブなことを言われ「自分をわかってくれている」と感じれば自然とその人の言葉に耳を傾けるものです。そして逆に「自分を攻撃、非難する人」には身構え、最初から反発しがち。

つまり、どのくらいポジティブなことを伝えているかが、ネガティブなことを伝えるうえで大切なのです。この課題をクリアできれば、ネガティブなテーマの会話も上手に成立。例えば意見を戦わせる場面でも“前向き”なトークへと導かれるはずです。

逆に普段からほめたり「ありがとう」を言わなかったりする人は、ことあるごとに人間関係に問題を起こしているのではないでしょうか?

知っていると役立つかも…「ゴットマン比率」

ワシントン大学の名誉教授で、人間関係の研究で有名なジョン・ゴットマン博士の唱える「ゴットマン比率」を紹介しましょう。博士は、ネガティブなこととポジティブなことを言う比率がある一定を超えると、人間関係が壊れやすいと言っています。

この比率が「ゴットマン比率」です。その比率は関係性によって異なり、その詳細は以下のとおりです。

(ポ=ポジティブな言葉 ネ=ネガティブな言葉)
(1)親子…ポ3:ネ1
(2)上司と部下…ポ4:ネ1
(3)夫婦や恋人…ポ5:ネ1
(4)友人…ポ8:ネ1
(5)スポーツクラブのコーチと教え子…ポ10:ネ1
(6)店の従業員と客…ポ20:ネ1

親子なら3回ほめていれば1回叱っても関係に亀裂は発生しないという見方です。上司から認めてくれる発言が4つあれば、1つの注意も素直に聞けるといったところでしょう。夫婦や恋人同士は5:1。日頃相手をほめ、感謝を伝えていないと別離の危険性が高まってしまいます。

ネガティブなことを伝えなければいけない状況は仕事でもプライベートでも避けては通れません。普段から相手を尊重し、長所を見付けてほめる、感謝を述べるといった“ポジティブキャンペーン”こそが素敵な人間関係形成への近道です。

“人間関係デストロイヤー”にならぬように…。

特に日本人は「良いことは口に出さなくても伝わる」と思う傾向があります。しかし、上記のように、いざという時でも前向きな話し合いができる人間関係の土台を築くことを日常から心掛け、“ほめ”や“感謝”を言葉にして出すようにすることが肝心!

そうして普段のポジティブなコミュニケーションの量が増えれば、相手はネガティブなことを伝えても聞く耳を持ってあなたと向き合ってくれるはずです。

日常的にも、たとえケンカの最中でも、相手をリスペクトすることを忘れず、すぐに壊れることのない確かな人間関係を築ければ、“あ、この人といて楽しい!”と思われ、何よりあなた自身が気分よく毎日を過ごせるようになるのです。