自宅でできる!歯周病の正しい治し方

更新日:2017/07/11 公開日:2015/03/02

歯周病(歯槽膿漏・歯肉炎)の予防と治療

歯周病を治すには、毎日の歯磨きでプラークコントロールをしていくことが欠かせません。そこで今回は、歯周病によい歯ブラシの選び方や、プラークをしっかり落とすための歯磨きの方法などを、医師の監修のもとご紹介してます。

ヘルスケア大学参画ドクター

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歯ブラシ

歯周病を治すにはプラークコントロール

歯周病を治すためには、「プラークコントロール」が欠かせません。プラークコントロールとは、歯に付着しているプラーク(歯垢)を取り除き、口の中の細菌を減らすことで、自宅でもできるプラークコントロールの基本は、やはり毎日の歯磨きです。

歯周病を治す歯ブラシ選び

歯ブラシの硬さには、かため、ふつう、やわらかめの3種類がありますが、歯茎が腫れていたり、出血がみられたり、歯磨きのときに痛みがある場合は、やわらかめの歯ブラシを使いましょう。ただし、プラークの除去の効果はふつうの硬さに比べて劣ってしまうため、丁寧にするよう心掛けましょう。そして慣れてきたら、ふつうの硬さに変えていきます。かたい歯ブラシはプラークをしっかり落とせますが、歯茎を傷つけてしまう可能性があるため、磨き方には注意が必要です。毛先は、テーパー状とよばれる先端が細くなっているタイプがおすすめです。

歯ブラシの毛束の配列にも2列、3列、4列などありますが、2列や4列のものは慣れないと使いづらいものです。もっとも一般的な3列タイプを使いましょう。また、ヘッドの大きさはコンパクトな方が細かいところも磨きやすくなります。そして、歯ブラシの柄の部分は、真っすぐでシンプルなもののほうが口の中で歯ブラシを移動させやすいのでオススメです。

歯周病を治す歯磨きの方法

歯磨きは毎食後に行うのが理想ですが、ざっと磨いた程度ではプラークを完全に取り除くことができません。1日1回だけでもよいので、時間をかけ、1本1本の歯をていねいに磨いて完全にプラークを取り除くように心がけましょう。歯ブラシの毛先が開いてきた場合は、できるだけ早めに交換するよう心掛けましょう。

歯磨きの方法にはいろいろなものがありますが、プラークを落としやすく、歯茎に炎症がある方にも向いているのが「バス法」です。これは、歯に対して歯ブラシを45度の角度で当て、歯と歯茎の間の溝に、毛先を少し入れるようにして磨く方法で、横に1mmくらいの幅で小刻みに振動させながら磨いていきます。

歯ブラシで歯を磨き終わった後は、デンタルフロスを使って歯と歯の間のプラークも取り除きましょう。デンタルフロスは、30cmくらいの長さに切り、左右の中指の第一関節あたりに二重に巻きつけます。巻きつけた両指の間を2〜4cmくらいにして、歯と歯の間にゆっくりと糸を入れて歯茎に触れるまで糸が入ったら、歯の側面の汚れをからめとるように、前後に動かしながら、徐々に上に持ち上げていきます。この動作を同じ場所で3回くらい繰り返し、次の歯間部も同様に行っていきます。

歯周病の治療は歯科医にかかることが大切

今回は、自宅できる歯周病の治し方として正しい歯磨きの方法をご紹介しました。しかし、歯と歯茎の奥深く入り込んだプラークや、プラークが石のように固まった歯石では、歯科医院でないと取り除くことができません。歯周病をきちんと治すためにも、早めに歯科医を受診することが大切です。

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