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ニキビ跡の種類と原因、対処法は?スキンケアで改善できる?

更新日:2016/12/15

この記事の監修ドクター

しのぶ皮膚科 院長  蘇原しのぶ先生

ニキビの治療にワセリンが良いという説を耳にすることがありますが、果たして本当なのでしょうか? ここでは、ニキビのケアとワセリンの関係をドクター監修の記事でご説明します。

ニキビ,ワセリン

炎症ニキビにワセリンは絶対NG

ニキビなどの肌トラブルの解消に、ワセリンが有効という考え方がありますが、実は炎症を起こした赤いニキビにワセリンを塗るのはあまり良い方法とは言えません。

そもそも、ニキビというのは角栓によって毛穴が塞がり、内部に皮脂が溜まることが原因で起こります。毛穴内部でアクネ菌が増殖することで、溜まった皮脂を餌に大量増殖し、赤く炎症を起こしてしまうのです。つまり、ニキビを治すためには毛穴の内側に溜まったアクネ菌や皮脂を外に出すことが重要となるため、ワセリンを塗って毛穴表面を塞いでしまうことは、かえって治りを遅くしてしまうのです。

ワセリンがニキビを悪化させるリスクも!?

また、毛穴表面を塞いで治りを遅くすることだけでなく、空気に触れない場所を好む嫌気性のアクネ菌が増殖することにもなるのです。

しかも、アクネ菌は油分を非常に好むので、ワセリンに含まれる油分まで餌にしてしまいます。このように、炎症を起こした赤ニキビにワセリンを塗ると、かえって悪化させてしまう可能性が高いのです。

炎症が悪化すると膿を持ち、治った後にもニキビの跡が残ってしまう可能性がありますので使用は控えるようにしましょう。

乾燥ニキビにはワセリンが効く場合も

ニキビにワセリンは向かないとはいえ、すべてのニキビにワセリンがNGというわけではありません。炎症を起こす前の初期ニキビであれば、ワセリンが一定の効果をもたらす可能性があるのです。

大人ニキビの原因は、角質層が乾燥することです。乾燥した角質層は柔軟性を失い、角栓を生じやすくなるため、初期の白ニキビ、黒ニキビにはワセリンを塗って乾燥から守り、それ以上のニキビの発生を抑えることも可能です。ただし、塗る時は、厚く塗りすぎると毛穴の詰まりを誘発してニキビを悪化させる恐れがあるため、薄く塗るようにしてください。

乾燥を防ぐのが目的なら、ヘパリン類似物質など、より効果的な薬も存在します。積極的なニキビ予防を目指しているのでしたら、ワセリンよりも他の保湿剤を検討したほうが効果的でしょう。

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