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口角炎の市販薬の種類と正しい使い方

更新日:2017/08/21 公開日:2015/03/02

この記事の監修ドクター

中島皮フ科 院長
中島知賀子先生

口角炎は、唇の両端が切れたりただれたりしている状態を言います。日々動かす口元なので傷が治らないストレスや人目が気になってしまう方も多いようです。

そこで、ここでは気になる口角炎の原因と市販薬の種類、その正しい使い方について紹介します。

口角炎の原因と市販薬の種類

口角炎の原因は一つではありません。原因を知ることで対処方法や選ぶ薬も変わってきます。口角炎の主な原因としては以下のものがあります。

・ブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌や真菌のカンジダ(カビ)感染

体力が弱って免疫力が低下しているときに細菌や真菌に感染すると起こります。

・ビタミンや鉄分欠乏

体内のビタミン(特にB2やB6)が欠乏すると、身体の免疫力が低下し、症状が出やすくなります。

・アトピーや脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患

アトピー性皮膚炎などで肌が乾燥していると、少しの刺激で口角が切れてしまうこともあります。また他の部位にアトピーの症状が出なくても、唇とその周りにのみアトピー性皮膚炎の症状が出る場合もあります。

・口紅やリップなどの化粧品

リップクリームや口紅に含まれる防腐剤などの添加物の成分が皮膚への刺激となって発症する場合があります。

口角炎市販薬の種類

口角炎の市販薬には、患部に塗る軟膏タイプと飲む錠剤タイプがあります。

軟膏タイプ

このタイプはさまざまな種類の薬が販売されていますが、基本的には殺菌作用・抗炎症作用・修復作用があるものになります。塗るタイプを選ぶ際には、以下の成分を配合した薬が効果的です。

・殺菌作用:クロルヘキシジン塩酸塩、セチルピリジニウム塩化物水和物

・抗炎症作用:グリチルリチン酸(非ステロイド)、トリアムシノロンアセトニド(ステロイド)

・修復作用:アラントイン

軟膏タイプの薬について、詳しくは『口角炎に効く軟膏の種類と正しい使い方』をご覧ください。

錠剤タイプ

ビタミン不足が原因の口角炎予防に、ビタミン剤なども販売されています。ビタミンB2が配合されたものが一般的です。ビタミンB2

は食後でないと吸収されづらいので、ビタミン剤は食後に飲むようにしましょう。ただし、できれば錠剤だけに頼らず、日常から栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

口角炎を早く治すポイント

口角炎には、日ごろのセルフケアとして気をつけたい点がいくつかあります。

・口の周りを清潔に

口角炎は菌への感染で発症する場合も多いため、口腔内は歯磨きをして、患部は石けんで洗うなどして清潔に保ちましょう。唾液もこまめに優しく拭くことが大切です。

・乾燥に注意

患部が乾燥すると炎症が長引くため、なめない、ぬぐいすぎない、室内を乾燥させすぎないことを心がけましょう。からい食べ物など刺激になるものは控えることも大切です。歯みがき粉も刺激となります。口角についた歯みがき粉は水でしっかり落としましょう。

・軽い症状にはワセリンを使用

口角炎が軽症の場合は、患部を清潔に保ち、ワセリンで皮膚と粘膜を保湿すると早期に治ることが期待できます。軟膏は頻繁に塗り直し、乾燥を防ぎましょう。

市販薬の使用にあたって、5日ほど使用しても改善がみられない、症状を何度もくり返す場合は医療機関(内科、皮膚科、歯科)の受診をおすすめします。

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