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背中ニキビの市販薬・処方薬の種類と正しい使い方

更新日:2017/06/12 公開日:2015/03/02

自分では目の届かない背中にニキビができて悩んでいる方は多いようです。どんな薬を使えば、気になる背中のニキビを治せるのでしょうか? 顔だけでなく背中のスキンケアをするためには、ボディケアの知識があるとよいでしょう。ここでは、背中に発生したニキビをキレイに治すための薬や、すべすべの背中を取り戻すための基礎知識についてドクター監修の記事で解説します。

背中

背中ニキビの処方薬

赤く炎症を起こした背中ニキビを治療するなら、皮膚科クリニックを受診するといいでしょう。特に炎症ニキビは、重症化すると膿が溜まり、治癒した後に陥没したニキビ跡(瘢痕)が残ってしまうこともあります。また、炎症は起こしていなくても、ニキビが大量発生しているような場合は、やはり医療機関で診てもらったほうがよいでしょう。

ここでは、医療機関で処方される背中ニキビの薬を紹介します。

抗真菌剤

背中をはじめ、身体に発生するニキビの多くは、カビの一種である「マラセチア真菌」が原因です。そのため真菌を一掃する抗真菌剤による治療が効果的。おおむね1〜2か月ほど治療を継続すれば、軽快していきます。

抗生物質

炎症の原因となっている菌を殺菌する薬です。ただし、顔ニキビの原因となるアクネ菌と違い、背中ニキビの原因はカビの一種なので、あまり効果が望めません。背中ニキビに抗生物質を処方する皮膚科クリニックも少なくありませんが、基本的には抗真菌剤を使います。細菌感染を起こしている場合は抗生物質が有効なので、基本的には医師の指示に従うのが一番でしょう。

レチノイド製剤

背中ニキビの炎症を誘発しているのはマラセチア真菌ですが、ニキビ自体の発生原因は角質層が硬化することによる、毛穴づまりです。厳密に言うと、マラセチアはニキビ内部で炎症を起こす悪化要因であり、発生原因ではありません。

このレチノイドは、角質層を柔軟にして、ニキビ自体の発生を抑制する薬品です。ニキビの発生機序そのものを阻害する画期的な薬で、今ではニキビ治療の世界標準になっています。

背中ニキビの市販薬

軽度の背中ニキビであれば、市販薬で治療することも可能です。ここでは、薬局、薬店で入手できるニキビ治療薬について解説します。

グリチルリチン酸ジカリウム

背中ニキビの改善効果があるといわれる市販のボディローションに、グリチルリチン酸ジカリウムを含有した製品があります。これは漢方で用いられる甘草という植物の根から抽出された成分です。炎症、アレルギーを鎮める効果があるため、ニキビなどの炎症を改善できる可能性があります。

サリチル酸

サリチル酸はケミカルピーリングに使われる成分で、角質を解かして柔らかくする働きを持っています。角栓を除去する効果があるので、初期の背中ニキビに対して有効といえるでしょう。実際、市販のニキビケア製品にはサリチル酸を含有したものが多いです。

ただし、角質層は肌本来のバリア機能を維持するために必要な部位なので、ピーリング成分を塗布すると、一時的に肌のバリア機能が低下してしまいます。肌を弱めるというデメリットを併せ持つ成分なので、過信はしないようにしてください。

この他に、漢方薬を活用したニキビ治療もあります。詳しくは、『漢方は背中ニキビにどのようにアプローチする?』の記事も参考にしてください。

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