免疫力アップ!基礎体温を上げて健康になる方法・食べ物・食事

更新日:2016/12/09

体温は免疫力と大きな関わりがあります。体温が免疫力にどのように影響するのか、免疫力を高めるには体温をどのように調整すべきなのかを、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

体温が免疫力に与える影響や、免疫力を高めるための体温調節方法など、体温と免疫力の関係について解説します。

体温を上げると免疫力が上がる!

血液の中には、免疫機能をもつ白血球が存在します。体温が上がると血流がよくなるため、血液に含まれる白血球が体の中をめぐり体内をパトロールします。その結果、病原体などの異物を見つけ攻撃する力が強まり、免疫力が高まります。

逆に、免疫力は低下します。それは、体温が下がると血流が悪くなり、異物を発見して攻撃する白血球が集まりにくくなるためです。一般的に、体温が1度下がると、免疫力は30%低下するといわれています。

体温を上げるには?

近年、平均体温が36度以下という、いわゆる低体温の人が増えています。その原因とされているのが、運動不足による筋肉量の低下。熱を産生する筋肉量が低下すると、体温が下がってしまうのです。低体温を克服して血流をよくし、免疫力を高めるためには、以下の方法が効果的です。

筋肉量を増やす

前述のとおり、熱の産出器官である筋肉量が低下すると体温が下がるので、体温を上げるには、ある程度の筋肉をつけることが大切です。

筋肉をつけるためには、適度な運動を習慣化し、毎日少しでも身体を動かすことが重要です。人間の筋肉は7割が下半身についているので、ウォーキングやスクワットなど、下半身を動かす運動が効果的です。

白湯を飲む

筋肉量を増やすほかに、体を冷やさないように気をつけることも大切です。朝、寝起きに水分を摂取すると身体によいといわれていますが、冷たい水は内側から体温を下げる原因になってしまいます。今まで水を飲んでいたタイミングで白湯を飲むだけでも、体温の低下を防ぐことが可能です。

GABAの摂取

人は、ストレスを受けると体温が低下する傾向にあります。そこで、ストレス緩和成分であるGABAを摂取することが、体温の上昇を促すことに繋がります。GABAはカボチャ、トマト、ジャガイモ、玄米などに多く含まれているので、意識的に献立に取り入れましょう。

ぬるめのお湯につかる入浴

体温を上げるために、入浴はとても効果的な方法です。湯船に10分程度浸かると、体温は1度上昇します。ただし、ここで注意したいのがお湯の温度です。42℃以上の熱いお湯は交感神経を刺激してしまい、身体が緊張状態になってしまいます。緊張状態というのは、いわば物理的なストレス。ストレスは体温を低下させるので、むしろ入浴後の体温低下を加速させてしまいます。

体温を上げるためには、40〜41℃くらいのお湯に長い時間浸かることが有効です。最低でも15分、可能なら30分ほど浸かって、体温をじっくりと上げるようにしましょう。こういった入浴法であれば副交感神経が優位になるので、身体をリラックスさせることができます。リラックスした状態になると、腸のぜんどう運動が活発になって血行も促進されるため、免疫力も高まります。

免疫力を高めて健康を維持するためにも、ぜひ体温を上げる生活を習慣化してください。

この病気・症状の初診に向いている科 内科