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お尻の湿疹・皮膚炎の原因と対処法

更新日:2017/03/10 公開日:2015/03/31

この記事の監修ドクター

タカナシクリニック 院長
髙梨真教先生

お尻にできる湿疹や皮膚炎は、どのような原因により起こるのでしょうか?なかなか人に相談できないお尻トラブルの原因と、その対処法について詳しく解説します。

お尻の湿疹・皮膚炎の種類と原因

お尻にできる湿疹や皮膚炎には、さまざまな種類があります。以下に、その主なものをまとめました。

皮脂欠乏性皮膚炎

皮膚が乾燥しやすい時期や、高齢の方、アトピー性皮膚炎の素因がある方に起こりやすい皮膚炎です。乾燥によって皮膚のバリア機能が低下し、角質がはがれることによってトラブルが起こります。皮膚の表面がカサカサしたりひび割れたり、白い粉をふいたりするほか、湿疹が出てかゆみを感じることもあります。

接触性皮膚炎

外部の刺激物が肌に接触することで起こります。原因によって、「アレルギー性皮膚炎」と「刺激性皮膚炎」に分類されます。アレルギー性皮膚炎の原因は人によってさまざまで、多いものに植物、金属、化粧品、シャンプー、衣類、薬などがあります。刺激性皮膚炎の原因は毒性のある植物や強力な洗剤などで、誰にでも起こります。いずれの場合も、原因物質に接触することで赤いぶつぶつ(紅斑)が出ます。皮膚の盛り上がり(丘疹)ができることもあります。

貨幣状湿疹

10円硬貨ほどの円形の湿疹です。皮脂欠乏性皮膚炎などが悪化してかゆみが起こり、皮膚の掻き壊しをくり返すことでかさぶたになります。扁桃腺炎や歯周病などの細菌が感染することで起こったり、金属アレルギーが原因になったりするケースもあります。お尻のほか、腕や足の内側にもできます。

お尻の湿疹・皮膚炎の対処方法

お尻に湿疹ができたり皮膚炎になったりした場合には、どのように対応すればよいのでしょうか。全ての症状の原因として当てはまるのが、乾燥と刺激です。つまり、これを防ぐことで、改善を早めることが期待できるのです。生活のうえで意識したい対処法をまとめました。

掻かない

かゆくても患部をできるだけ掻かず、肌に傷をつけないよう注意することが大切です。手足の爪は短く切りましょう。

保湿剤や軟膏などを使う

保湿剤は、肌の乾燥を防いで皮膚にうるおいを与えます。また、軟膏には、かゆみや湿疹を抑えるものがあります。ドラッグストアや薬局で薬剤師に相談し、症状に合った薬を選んでもらうとよいでしょう。

常に肌の清潔を保つ

汗をかいたらシャワーを浴びるなど、肌を清潔に保ちましょう。刺激の少ない石けんでやさしく洗うのがポイントです。また、熱いお湯に長時間浸かるのは避け、ぬるめのお湯での短時間入浴を心がけるようにしましょう。

肌に触れるものは刺激の少ないものを

刺激は肌に負担をかけます。肌に直接触れる下着や、シーツなどの寝具は、肌触りがよい綿を選ぶことをおすすめします。

生活環境を見直す

部屋の空気が乾燥すると、皮膚も乾燥してかゆくなります。エアコンの設定温度を調節するくせをつけましょう。また、冬は加湿器などを使って湿度を保つのも大切です。

よくならないようなら皮膚科を受診

症状が軽い場合は薬剤師に相談し、自分の症状に合った市販薬を購入するだけでも改善が期待できますが、それでもかゆみが治まらない場合や重度の場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。

早期受診のススメ

お尻の湿疹の中には前で紹介したような、貨幣状湿疹という病気もあります。貨幣状湿疹は再発しやすいため早期診断・早期治療が肝心です。皮膚科でステロイドの外用薬と内服薬を処方してもらうのが通常の治療ですが、必要に応じて他の外用薬やかゆみ止め、細菌やウイルス感染にともなうアレルギーが原因であった場合は抗アレルギー剤や抗生物質の薬物療法の手段をとることもあります。

湿疹・皮膚炎の種類と症状に合わせた対策で、早めの改善を目指しましょう。

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