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腫れや膿が出てくるお尻のしこり・粉瘤とは?

更新日:2016/12/20 公開日:2015/03/31

お尻にできる出来物の中には、さわるとしこりがあるものもあります。ニキビに似ているこの出来物の正体とは?また、治療は必要なのでしょうか?しこりのある出来物とその特徴、原因、対処方法について解説します。

お尻にできるしこりの正体とは?

お尻にできるしこりは、ほとんどの場合が「粉瘤(ふんりゅう)」と呼ばれる出来物でしょう。粉瘤は、皮膚の下にできる良性の腫瘍です。皮膚の下に皮膚が袋を作ってしまうことで、本来であれば皮膚から落ちるはずの垢や皮脂がその中にたまり、膨れ上がっている状態です。

粉瘤はニキビのようにも見えますが、よく見ると違いがわかります。まず、しこりになっていて硬さがあります。さらに、しこりの中央部分は少しくぼんでいて、黒い点があります。ニキビのように自然に治ることはなく、同じ場所にくり返しできるのも特徴のひとつです。

粉瘤ができる原因と症状

粉瘤は、毛穴の奥にある毛包が炎症を起こし、内側に表皮と同じ構造の袋ができることで発生します。ケガなどにより偶然できる場合もありますが、急にしこりができる場合がほとんどで、その原因は未だにわかっていません。たくさんできる人は、もともとの体質によるところが大きいともいわれています。お尻のほかにも、耳たぶや首、わきの下、背中、顔などにできます。

粉瘤は自然に消えることはなく、垢や皮脂がたまっていくことで、徐々に、もしくは急に大きくなります。また、しこりを絞ると、油のような白くて臭いものが出てくることがあります。通常、痛みやかゆみはないものの、炎症を起こすと腫れて赤くなり、痛みをともないます。

粉瘤は必ず治すべき?

粉瘤は良性の腫瘍で悪性化する可能性がほとんどないため、必ずしも治療しなければならないものではありません。ただし、放っておくと細菌が入って炎症を起こすこともあるので、小さいうちに対処しておいて悪いことはありません。また、大きくなると治療跡が残ってしまうことから、最近は小さくても摘出することが推奨されています。

炎症が起こってしまった場合は、まず表面の皮膚を切って膿を外に出し、数日後、炎症が落ち着いたら摘出手術を行うのが一般的です。それは、炎症がある状態で手術を行うと、再発の可能性や傷跡が大きくなるというリスクがあるためです。ただし、クリニックによっては、炎症があってもくり抜き法(へそ抜き法)という手術法で摘出することもあります。どちらの対処を施すかは、クリニックと相談したうえで決めましょう。

まれに、切除してみたら別の腫瘍だったり、粉瘤が巨大化して癌化したというケースも報告されています。このようなリスクが絶対ないとは言い切れないので、できるだけ早い段階での治療をおすすめします。

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