子供はどのように成長するの?

更新日:2016/12/09 公開日:2015/03/31

子供の身長の悩み

年齢を重ねると共に、体も心もどんどん成長していく子供たち。実際に、子供の体はどのように成長していくのでしょうか。ドクター監修のもと、体の成長の仕組みと、成長に必要な3大要素について解説します。

子供の体はどのような仕組みで成長していくのでしょうか。成長における3つの段階と、すこやかに育つために気をつけたいポイントをご紹介します。

体が育つ3つの段階

子供の体は、体全体がいっせいに成長するのではなく、一定の年代で部分的に成長していきます。以下に、その年代と成長の段階を具体的にまとめました。

幼児期~小学生

まずは、3歳から小学生にかけて、神経系の成長が大きくみられます。さまざまな遊びや運動を通して、脳と体を結ぶ神経細胞が発達し、運動能力の基礎が身につきます。よって、この時期は同じ動きばかりするよりも、いろいろな運動によって運動神経のネットワークを作ることが大切です。

また、女子は、一般的に小学校高学年から乳房が少しずつ膨らみ始め、思春期が始まることが多いです。思春期に入ると成長ホルモンの分泌が活発になるため、身長の伸びが著しくなります。

中学生

中学生になると、呼吸器や循環器などの心肺機能や骨格に大きな成長がみられます。大人の体に近づいていくため、長時間の運動も可能になります。この年代に入ると、男子も思春期に入って身長が急速に伸び始めます。小学生の頃は、男子に比べて女子の背が比較的高いのに対し、中学生になって逆転していくのには、このような体の成長メカニズムがあるためです。

高校生

高校生になると、体は大人と変わらないくらいまでに成長します。思春期も終わりごろになると、身長の伸びはゆるやかになっていきます。この時期は、生殖器系の発達が活発になり、骨格が成人に近づいていきます。

規則正しい生活をおくることで、すこやかに成長する

子供のすこやかな成長に不可欠なのは、「十分な睡眠」、「バランスのよい食事」、「適度な運動」の3つの要素です。

十分な睡眠

体が成長するために必要な成長ホルモンは睡眠時にもっとも多く分泌されるため、十分な睡眠時間と質のよい眠りが大切になります。しかし、近年、子供の睡眠時間の減少が問題になっています。財団法人日本小児保健協会が実施した調査によると、1歳半~3歳までの子供で、夜10時以降に就寝する割合は半数を超えるというデータが出ています。また、生活環境が夜型になり、眠るのが遅く、朝起きられない子供も増えています。すこやかな成長のためにも、生活スタイルを見直し、乳幼児期から早寝早起きの習慣をつけさせましょう。

バランスのよい食事

体の成長には、炭水化物、タンパク質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなど、たくさんの栄養が必要です。肉や魚、野菜などいろいろな食品を組み合わせて、食事のバランスを整えてあげましょう。また、最近は朝食をとらない子供が増えていますが、朝食をぬくと1日の活動に必要なエネルギーを摂取できず、体も脳も働かなくなります。1日3回、規則正しくとらせることも大切です。

適度な運動

乳幼児期から手足や体全体を動かすことは、子供の成長において重要な要素です。屋内だけにこもらず、屋外で遊んだり運動する機会をつくりましょう。適度な運動をすると食欲がわき、疲労を感じることで睡眠も誘発するので、理想的な生活習慣にもつながります。

年代に合ったすこやかな成長を促すためにも、睡眠、食事、運動に気を配り、規則正しい生活を送れるようにしましょう。

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