子供の成長がわかる成長曲線とは

更新日:2016/12/15 公開日:2015/03/31

子供の身長の悩み

母子健康手帳などに掲載されている成長曲線。これを見ることで、どのようなことがわかるのでしょうか?専門ドクター監修のもと、成長曲線とその記録方法、見方などを解説します。子供の成長について、正しい知識を身につけましょう。

母子手帳には、6歳までの身長や体重、頭位、胸囲の発育曲線と、18歳までの成長曲線が載っています。成長曲線に描かれている帯には、どのような意味があるのか、また成長曲線でどのようなことがわかるのかを解説します。

成長曲線とは

成長曲線とは、厚生労働省が10年ごとに調査している、子供の体の発育状態を示したグラフです。各年齢、月齢の子供たちを男女それぞれ調査し、年齢別の身長や体重などの平均値を線で結び、曲線を作っています。そこに、自分の子供のデータを記入することで、平均と比べてどれぐらい違うかを判断する目安になります。

成長曲線の見方

横軸に年齢(月齢)、縦軸に身長などの値が表示されたグラフに調査したデータの平均値が記載され、線で結ばれています。母子手帳の成長曲線は帯状になっていて、帯の中にはその年齢の94%の子供の値が入っています。その中に当てはまれば、平均というわけです。母子手帳以外の成長曲線には、通常5本の線が描かれています。5本の線の中であれば、問題ないと判断できます。

成長曲線の記録方法

測定した子供の数値を、子供の年齢の位置に記入します。その際、月齢を確認して正しい位置に記入することが大切です。同じ2歳でも、2歳になったばかりと2歳10か月では平均値が大きく異なるからです。何回か記入したら、過去のデータと線で結んでみましょう。継続して記録することで、その子供の成長曲線を作ることができます。

子供の成長曲線をつけるメリット

子供の身長や体重を定期的に計測して成長曲線を記録することで、どのようなことがわかるのでしょうか?メリットについて見ていきましょう。

子供の発育状況が一目でわかる

身長や体重などのデータを定期的に記録し、グラフ化することで、子供がどのように発育しているのかが一目でわかります。自分の子供が成長曲線の帯からはずれていると不安になりますが、平均値のカーブに沿って数値が伸びていれば、心配はないでしょう。子供の成長は個人差が大きいため、平均値はあくまでも目安と考えてください。

病気の早期発見につながる

もし、子供に成長ホルモン不足などなんらかの病気があった場合、身長が伸びないなどの症状が現れます。平均値の曲線とは異なる曲線になったり、帯から大きくはずれた場合は、受診を考えてみてもよいでしょう。

病院に持参することで、状況をより詳しく伝えられる

子供の発育に心配がでてきて病院を受診する際、成長曲線を持参することで、初めて会うドクターにも子供のこれまでの状況が伝わりやすくなります。

成長曲線をつけるのは、子供の発育状況を把握するのに有効です。継続して子供の数値を記録することをおすすめします。

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