子供の身長を伸ばす方法

更新日:2016/12/09

子供の身長の悩み

子供の身長は遺伝によって決まることもありますが、生活を変えることで伸ばすことも可能です。身長を伸ばすためには、普段からどのようなことに気をつければよいのでしょうか。専門ドクター監修の記事で解説します。

我が子の身長をできるだけ伸ばしてあげたいと思っている親は多いものです。身長は遺伝、体質によって決まる部分もありますが、生活環境によっても左右されます。ここでは、生活の見直しによって子どもの身長を伸ばす方法について解説します。

睡眠、栄養、運動を意識する

身長を伸ばすには、睡眠、栄養、運動の3つの要素が重要となります。

質のよい睡眠をとれるようにする

子供の身長を伸ばすために必要な成長ホルモンは日中も分泌されていますが、夜眠っているときに大量に分泌されます。睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠がありますが、成長ホルモンの分泌が特に多くなるのが、眠ってから2時間くらいまでのもっとも深い眠りのときです。眠りが浅くなると成長ホルモンは分泌されにくくなってしまうため、しっかりと深く眠ることができるよう、睡眠環境を整えてあげることが大切です。

成長に必要な栄養素をバランスよく摂る

身長を伸ばすために大切な栄養素のひとつが、タンパク質です。骨や筋肉を作り、成長ホルモンの分泌を促します。そのほか、カルシウム、マグネシウム、亜鉛も必要量摂取しましょう。ただし、これらの栄養素だけを摂っても意味がありません。6大栄養素をバランスよく摂取したうえで、これらを意識的に摂るようにしましょう。

適度な運動

適度な運動は骨に刺激を与えるため、骨の成長につながります。また、運動すると、心地よい疲労感から質のよい睡眠がとれたり、食欲が増すことから食べる意欲がわくなど、相乗効果も期待できます。ただし、疲れすぎる激しい運動はかえって食欲が減ったり、骨の成長を妨げることから逆効果になってしまうので、普段の遊びの中で体全身を動かすといった程度の運動をおすすめします。

思春期の過ごし方も大切

子供の身長は、生後1年と思春期に大きく伸びます。よって、身長をしっかり伸ばすには、思春期の過ごし方も大切です。

上記で紹介した3つの要素は、思春期を迎えても引き続き意識しましょう。太り気味な子供は思春期の訪れが早いことが多いため、身長が著しく伸びる時期が早まり、周囲が思春期に入って身長が伸び始めるころには伸び悩むことがほとんどです。肥満を解消し、さらに十分な睡眠をとることによって、思春期を遅らせることは可能です。

やせすぎている子供も、身長を伸ばすために必要な栄養が不足しがちなため、身長の伸びは期待できません。つまり、身長を最大限に伸ばすには、標準の体型を保つことが大切なのです。

子供の成長を妨げないためには、身長を伸ばすための基本を知り、それを実践することが大切です。ぜひ、心がけてください。

この病気・症状の初診に向いている科 整形外科

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