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なぜ臭うの?すそわきがのニオイの原因とは

更新日:2017/04/19 公開日:2015/03/31

すそわきがによるニオイは、どのようなメカニズムにより発生するのでしょうか?ニオイの原因について詳しく解説します。

すそわきがにより発生するニオイの原因

陰部から独特なニオイがするすそわきがは、医学的には「外陰部臭症」と呼ばれます。

人の体にはアポクリン汗腺とエクリン汗腺という2つの汗腺があります。エクリン汗腺から出る汗はほとんどが水分で、ニオイもありません。アポクリン汗腺から出る汗ももともとはほぼ無臭ですが、脂肪や尿素、アンモニアなど「ニオイのもと」となる成分が含まれています。このアポクリン汗が皮脂腺から分泌される脂肪酸と一緒になり、それを皮膚常在菌が分解することで、独特なわきが臭になるのです。

古来、アポクリン汗腺は人の体の至るところにありましたが、現代ではそのほとんどが退化しました。個人差はありますが、ワキや陰部、耳の中、乳首の周り、へその周りなど一部のところに残るだけです。性行為の時にすそわきがのニオイが強くなるというのも、以前はアポクリン汗腺がたくさんあったことに関係しているようです。アポクリン汗腺がフェロモンの働きをして、ニオイで異性を惹きつけていたとされているためです。性的な興奮によってニオイが強くなるすそわきがは、子孫繁栄のための大切な役割として残されているのかもしれません。

すそわきがだけでなく、すべてのわきがは病気ではありません。優勢遺伝で発生するケースが多い、体質的なものです。遺伝する確率は、片親が「わきが」の場合は50%以上、両親が「わきが」の場合は75%以上といわれています。これは、アポクリン汗腺の数が遺伝するためです。つまり、親がわきがなら、子どももアポクリン汗腺が多いというわきがの要素を保有しているわけです。親がわきがでないのに自分はそうである場合は、祖父母や親戚にわきがの人がいると考えられます。

食事や体調によっても変わるニオイ

体のニオイは、食事内容によっても変わります。ニンニクなど強烈なニオイの食物を食べると、口臭はもちろん、陰部のニオイも強くなることがあります。また、肉や乳製品をよく食べると、わきが臭が強くなる傾向があります。それは、これらの食物に動物性タンパク質や脂肪分が多く含まれることが原因のようです。肥満により皮下脂肪が増えると、アポクリン汗腺や皮脂腺が活発に働くので、食べすぎると太りやすい上記のような食物は、こういった意味でもニオイを強くする原因となり、すそわきがを悪化させることにもつながるといわれています。

すでにすそわきがでお悩みの方は、肉や乳製品の摂取を控え、魚や野菜を多く摂るように心がけましょう。太り気味の方は、皮下脂肪を減らすよう心がけ、アポクリン汗腺や皮脂腺の働きを抑えることで、わきが臭をやわらげるよう努めましょう。

生理中や体調が悪いときにも、すそわきがのニオイは強くなる傾向にありますので、そのようなときは安静にするなど、体に無理をかけないことが大切です。

バランスのよい食事と規則正しい生活で、すそわきがのニオイの軽減が期待できます。気になる方は、意識した生活を送りましょう。

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