便秘に酵素は効果的?胃腸と酵素の関係

更新日:2016/12/09 公開日:2015/03/31

酵素とダイエット

栄養バランスのよい食事をしていても、便秘や下痢などの不調が起きるのはなぜでしょうか。ドクター監修のもと、酵素と胃腸の密接な関係について解説します。

ヘルスケア大学参画ドクター先生

この記事の監修ドクター


ヘルスケア大学参画ドクター先生

私たちが生きていくために必要な物質のひとつに、「酵素」があります。酵素は、栄養素を吸収したり、必要な場所に届けたり、不要な老廃物を体の外に排出させるなど、生命を維持するために重要な役割をもっています。酵素と胃腸の関係を紐解きながら、便秘解消の効果について解説します。

酵素と胃腸の関係

体内に存在する酵素は、摂取した食べ物を分解し、栄養素を吸収しやすい状態に整えたり、吸収された栄養素を体内でスムーズに働かせる役割を担っています。このうち、胃腸と深く関係しているのは「消化酵素」です。

消化活動は胃や腸が行っているイメージがありますが、実際に食べ物を分解しているのは消化酵素です。どんなに栄養価の高いものを食べても、消化酵素の分泌が少なかったり、活性が弱っていると消化機能は十分に働きません。そして、消化されなかった物質は悪玉菌のエサとなってしまい、これにより善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、消化不良により下痢や便秘などの不調が引き起こされるのです。

食物酵素に期待できる働き

食物酵素は生野菜やフルーツ、味噌や納豆、麹などの発酵食品に豊富に含まれていますが、胃で消化されてしまうため、酵素を食べ物で摂取することはできません。一方で、食べ物の栄養素を強化し、その食べ物の吸収・消化を高めることで体内の酵素を活性化させる働きは期待できます。

肉類や菓子パン、スイーツなど、糖分と脂肪がたっぷり含まれたものを食べ過ぎると、消化機能が落ちて便秘の原因になってしまいます。さらに、おならが臭う時は、消化が十分に行われていないという体のサインです。これらは、消化不良の物質が腸内を遅いスピードで移動するために起こる現象です。