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脂肪吸引における麻酔の役割と種類

更新日:2016/12/09 公開日:2015/03/31

全身麻酔や局所麻酔など、麻酔の種類はさまざまですが、脂肪吸引ではどのようなものが使用されるのでしょうか。また、吸引部位ごとに異なるのでしょうか。脂肪吸引の施術に使われる麻酔についてお伝えします。

脂肪吸引における麻酔の役割

痛みの不安を持たずに脂肪吸引を受けるために、麻酔はとても重要です。特に、皮膚を切開して管を挿入し脂肪を吸い込む方法の場合は、体への負担も大きくなるため、麻酔は欠かせません。

しかし、麻酔は、使い方によってはトラブルを引き起こす恐れがあるので、最小限の使用に抑えるような配慮が必要です。一般的に、治療する部位や脂肪を吸引する範囲、患者の体質などによって麻酔を使い分けたり、複数の種類を組み合わせたりします。痛みに弱い患者の場合は、眠っている間に施術を行ったほうがよいと判断されることもあります。

クリニックの方針によっても、麻酔に対する考え方は異なる場合があります。例えば、静脈麻酔を推奨しているクリニックもあれば、リスクを避けるために、部位や範囲によっては局所麻酔で対応しているクリニックもあります。また、どのような設備が整っているかも大切なポイントです。脂肪吸引を受ける際には、施術方法だけでなく、クリニックの方針や使用している麻酔に関しても、十分に調べたほうがよいでしょう。

脂肪吸引で行う麻酔の種類

具体的に、脂肪吸引ではどのような麻酔が用いられるのでしょうか。麻酔の種類ごとに、それぞれの特徴を見ていきましょう。

全身麻酔

麻酔ガスをマスクで吸入して、眠った状態にする方法です。意識がない状態で施術を進められるので、痛みなどへの恐怖心が強い方に適していると言えるでしょう。しかし、全身麻酔は、それ自体が体に大きな負担をかけるというリスクがあります。事前にレントゲンや心電図検査、血液検査などを行って、全身麻酔に耐えられるか確認しなければなりません。また、術後に体を十分に休めなければならないので、入院が必要となることもあります。負担を抑えるために、局所麻酔を併用することもできます。

静脈麻酔

点滴による麻酔で、全身麻酔の一種です。使用する薬剤はクリニックによって異なりますが、痛みを止める鎮痛剤と、意識レベルを低下させる鎮静剤を使うことが多いようです。静脈麻酔を行ってから、局所麻酔で施術部位の痛みを完全になくす方法もあります。静脈麻酔も眠っている間に施術が終わるため、痛みや手術に対する恐怖心が強い方に適しているでしょう。しかし、呼吸が弱まるといったリスクをともなうので、判断は慎重に行う必要があります。

局所麻酔

注射器を使って、施術する部位のみに麻酔をかけ、局所的に痛みをなくす方法です。主流になっているのがチューメセント法という麻酔で、人間の体液に近い薬剤に止血剤を混ぜたものを皮下層に注入します。これにより、痛みと出血を限りなく少なくすることができます。施術部位にもよりますが、ベイザーやウォータージェットといった脂肪吸引法であれば、局所麻酔で十分な場合もあります。ただし、局所麻酔の注射そのものが痛いので、静脈麻酔と組み合わせているクリニックがほとんどです。

硬膜外麻酔

神経が集中している硬膜外腔というところに細い管(カテーテル)を挿入して、麻酔薬を流し込む方法です。全身麻酔などと違って、意識をなくさずに比較的広い範囲の痛みをなくすことが可能です。太ももやお腹など、下半身の脂肪を吸引する際に適しているといわれています。

このように、脂肪吸引時に用いられる麻酔はさまざまです。どの麻酔もメリットとデメリットがありますから、医師と相談しながら、どれが適しているか十分に検討しましょう。

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