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赤み肌を治すための治療と肌育のすすめ

更新日:2017.10.13
公開日:2015.04.30
ドクター画像
この記事の監修者
銀座禅クリニック 院長 コッツフォード 良枝

赤み肌は、皮膚の薄さが原因のこともあります。そこで今回は、専門ドクター監修のもと、皮膚の薄さによる赤み肌を治すための治療法や、薄くなった肌を育てるセルフケアについて、解説していきます。

気になる肌の赤みは、皮膚が薄くなっていることで引き起こされているのかもしれません。今回は、皮膚の薄さが赤みにつながる理由や、薄くなった肌を健康的な状態に育てるための方法をご紹介してきます。

赤み肌の原因は皮膚の薄さかも?

なぜ皮膚が薄いと、肌が赤く見えるのでしょう。ひとつは、毛細血管を流れる血液の色が、外側からも、透けて見えてしまうからです。また、肌の表面には、角質層という膜があり、外部の刺激から、肌を守るバリアの役割を果たしています。しかし、皮膚が薄い人は、この角質層も薄くなっているので、肌の免疫力が弱く、ちょっとした刺激にも肌が敏感に反応し、炎症やかぶれを起こしやすいことも、肌が赤くなる原因になります。このため皮膚が薄くて、赤み肌になっている場合は、角質層を健康な状態に育て、薄くなった肌を改善することが重要です。

薄くなった肌を育てる治療法

刺激に敏感な肌とは、いわゆる「敏感肌」のことです。敏感肌は、肌の乾燥がベースになっているケースが多いので、皮膚科では、保湿剤の軟膏が処方されるのが一般的です。また、肌が炎症を起こしている場合は、ステロイド剤の塗り薬なども用いられます。

薄くなった肌を育てるためには、日々のセルフケアも重要です。セルフケアにおけるポイントを紹介します。

薄くなった肌を育てるセルフケアのポイント

クレンジング・洗顔

肌をゴシゴシこすると角質層が傷つき、肌のバリア機能が低下します。顔を洗うときはもちろんですが、洗顔後にタオルで拭くときも、肌をこすらないように十分注意しましょう。また、スクラブ入り洗顔やピーリングなどの刺激の強い化粧品も、控えるようにしましょう。

保湿

肌が乾燥すると、角質層のバリア機能がさらに低下してしまいます。洗顔後は、保湿成分が入った化粧品、美容液、乳液を使って、しっかりと肌を保湿しましょう。

UVケア

角質層が薄く、バリア機能が弱いということは、紫外線のダメージも受けやすいということです。毎日、しっかりとUVケアを行いましょう。ただし、刺激の強い日焼け止めは、赤みやかぶれの原因になる可能性があります。「敏感肌用」など、肌にやさしい製品を使うようにしましょう。また、日焼け止めだけに頼らず、日傘や帽子などを活用することも大切です。

食事

肌を健康的に育んでいくためには、食事で内側からケアしていくことも欠かせません。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを過不足なく摂取しましょう。中でも、肌の材料になるタンパク質と、タンパク質を働かせるために必要なビタミンCは、不足しないように注意しましょう。

睡眠

肌細胞の代謝を促したり、傷ついた部分を修復したりする「成長ホルモン」は、眠っている間に分泌されます。夜ふかしはせず、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。

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