急性アルコール中毒が疑われる時の正しい処置・対処法

更新日:2017/05/16 公開日:2015/07/30

急性アルコール中毒

急性アルコール中毒の疑いがある場合、周囲の人達には迅速な対応が求められます。特に意識や呼吸、脈がない場合は、処置の遅れは命に関ってきます。ここでは、急性アルコール中毒に対する正しい処置の方法を紹介します。

ヘルスケア大学参画ドクター

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ヘルスケア大学参画ドクター

お酒の席で倒れた場合、急性アルコール中毒の疑いがあります。呼吸や意識がない場合は、生死に関わる危険な状態のため、ただちに応急処置が必要です。

急性アルコール中毒でみられる主な症状

急性アルコール中毒は、大量のアルコール摂取によって、血中アルコール濃度が上昇した時に症状が現れます。主にみられる症状は、

・激しい頭痛や嘔吐

・呂律がまわらなくなる

・歩けなくなるなどの運動失調

・判断力の低下

・悪寒や冷や汗

・動悸

などです。

さらに症状がひどくなると、いびきをかいて刺激に反応しない、体が冷たくなる、口から泡を吐いている、呼びかけにも反応がなく昏睡状態に陥ってしまうといった症状が出てきます。こうなると非常に危険な状態なので、即救急車を呼んだり、応急処置をするなどの対応が求められます。

急性アルコール中毒の正しい処置

お酒の席などで、急性アルコール中毒の疑いがある人に遭遇した場合は、このような対処が求められます。

処置の方法

・身体を揺さぶらずに、耳元で呼びかけたり、身体を叩いて意識を確認します。

・呼吸と脈があるかを確認し、それらがない場合は仰向けに寝かせて人工呼吸と心臓マッサージを行います。

・意識がない、大きないびきをかいている、口から泡を吹いて倒れているなどの状態なら

ただちに救急車を呼びましょう。

・低体温症を防ぐため、毛布や上着などで身体を温めます。

・意識がある場合は、衣類をゆるめて楽にします。仰向けで寝かせると、嘔吐物が喉に詰まって窒息する可能性があるため、横向きに寝かせましょう。

・意識がある場合は、お水やお茶を少しずつ飲ませます。

・吐きそうになったら、横向きのままの状態で吐かせますが、無理やり吐かせると窒息させる可能性があるため、無理には吐かせないようにしましょう。

迅速に対応することで、急性アルコール中毒患者を救える可能性がより高くなります。少しでも普通じゃないと感じられたら、すぐに救急車を呼ぶことも大切です。

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