たった2分!ハーバードビジネス流「デキる人」になる方法

更新日:2015/04/15 公開日:2015/04/15

ビジネス・キャリア

面接やプレゼン、交渉など、人前に出る時は誰しも緊張し、弱気になりがちなもの。ハーバード大学の社会心理学者が行った研究では、たった2分間「あること」をするだけで、積極性や行動力、ストレス耐性を高めることができ、印象が格段に良くなったそうです。一体何をすればいいのでしょうか。

デキるビジネスパーソンになるには?

やる気や積極性、行動力、ストレス耐性は、仕事をする上で重視される要素。これらを高め、「デキる人」になるには、どうすればいいのでしょうか。ハーバード大学の社会心理学者が行った研究では、たった2分間「あること」をするだけで、積極性や行動力、ストレス耐性を高め、またビジネスシーンで魅力的に見えるようになるとのことです。

デキるビジネスパーソンのホルモンバランス

ハーバードビジネススクールで教える社会心理学者Amy Cuddy(エイミー・カディ)氏によると、組織の中でヒエラルキーの上位にいる人や、パワフルで有能なリーダーは、男性ホルモンの一種「テストステロン」の値が高く、ストレスホルモン「コルチゾール」の値が低いことが分かっています。

テストステロンは、積極性や前向きな思考、行動力、自信、リーダーシップなどを高める効果がある性ホルモンで、女性にも分泌されています。「テストステロンが多いと攻撃的になるのでは?」と誤解している方は多いですが、社会(集団)生活における社会性や協調性を促進する効果があり、テストステロン値が高いと社交的になりますが、低いとキレやすくヒステリックになると言われています。代謝を上げ、筋肉量を増加させる効果があるため、引き締まった身体を維持するためにも、テストステロンは大変重要な役割を果たしています。

コルチゾールはストレスにさらされると分泌されるホルモンで、肉体的には血圧や心拍数を上昇させ、心理的には不安感やイライラ感、緊張感などを高めます。生命にとって必須のホルモンではありますが、頻繁にストレスにさらされやすい現代社会では、コルチゾールが過剰な状態が慢性的となり、常に不安でイライラした状態になったり、更に分泌が過剰となると、脳を委縮させてしまうことが判明しています。

つまり、デキるビジネスパーソンとなるためには、いかにテストステロン値を高め、コルチゾールの分泌を減少させるかが重要なのです。

たった2分でデキるビジネスパーソンになる方法

上述のハーバード大学ビジネススクールのエイミー・カディ氏が他の研究者と共に行った実験では、個室で2分間「ハイパワーポーズ」を行った被験者は、テストステロンが20%増加、コルチゾールは25%減少しました。逆に「ローパワーポーズ」を行った被験者は、テストステロンが10%減少し、コルチゾールは15%も増加したとのことです。

「ハイパワーポーズ」とは、下図のようなガッツポーズや仁王立ち、足を机の上に投げ出し、手を後頭部で組むなど、身体を開き、自分を大きく見せるようなポーズです。

ハイパワーポーズ

逆に「ローパワーポーズ」は、体育座りや肩や背中を丸めるなど、身体を閉じて小さくなるポーズです。このようなポーズを取ると、内気になり、ストレスに敏感になります。

ローパワーポーズ

身体の姿勢やボディランゲージは、他人から見た印象を左右するだけでなく、自分自身の心理状態、そしてホルモンバランスにも大きな影響を与えていることが、上述の実験で判明しました。

採用されたのは全員「ハイパワーポーズ」をやった人

さらに、エイミー・カディ氏は、ハイパワーポーズとローポーズのそれぞれを取った被験者に模擬面接を受けさせ、その様子を録画しました。そして、その動画を採用担当者に見せ、各被験者を採用するか、不採用にするかをジャッジさせました。

すると、「採用する」と判断された人は、全員が「パワーポーズ」を取った人だったとのことです。

騙されたと思ってハイパワーポーズ!

デキるビジネスパーソンになりたければ、テストステロン値を上げてコルチゾール値を下げる、「ハイパワーポーズ」をするように心がけ、「ローパワーポーズ」はなるべく行わないようにすることが重要です。特に、面接やプレゼン、デートなど、「ここぞ」という時や、ストレスを感じている時、落ち込んでいる時は、トイレなどで2分間、「パワーポーズ」をやってみましょう。自信に溢れ、パワフルな気分になると同時に、緊張やストレスに強くなれます。

たった数分、パワフルなポーズを取るだけで、実際にパワーが身につくのであれば、試さないのは損というもの。騙されたと思い、ぜひ「ハイパワーポーズ」を試してみてください。

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