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腰から下、下半身全体が冷える下半身型冷え性

更新日:2019.11.12
公開日:2015.07.31
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この記事の監修者
スキンケア大学編集部

「下半身は冷えているのに、上半身は熱くて火照る」。そんな症状は、下半身型冷え性の可能性があります。加齢とともに発症の可能性が高まる下半身型冷え性。その症状と原因、改善方法をドクター監修の記事で解説します。

下半身型冷え性とは

下半身型冷え性とは、その名の通り「下半身が冷える」冷え性のこと。寒い時期だけではなく、暑い時期にかかる可能性が高い、夏の冷え性です。これは下半身の血流が上手にめぐっていないため、足先まで血が運べず、足先から腰にかけて広い範囲で冷えを感じます。

下半身型冷え性にもステップがあります。まずは末端冷え性と同じように足先だけが冷たく感じ始めます。「足先が冷えているということは、末端冷え性かな?」と思ったら、上半身や足裏は割とポカポカ。症状が悪化してくると、足先から足首、ふくらはぎ、太ももとどんどん冷えている部分が拡大していき、さらに上半身は熱いのに下半身だけ冷たいという「冷えのぼせ」の状態へ移行してします。

そもそも、心臓から排出された血液は体を巡って下半身へ向かいますが、下半身型冷え性の人は下半身全体の血の流れが悪くなっているため、心臓からの温かい血液が全て上半身に集まってきてしまうのです。そのため、冷えのぼせの状態になってしまいます。

下半身型冷え性の原因

原因(1)加齢

下半身型冷え性の一番の原因は、加齢といわれています。この冷え性は若い頃にはあまりなく、中高年になると増える傾向にあります。

原因(2)梨状筋の硬化

「梨状筋」とは、お尻にある筋肉のこと。股関節を外に回したり固定したりする役割があります。正常な柔らかい状態だと問題ありませんが、梨状筋が硬くなることで、坐骨神経がダメージを受けます。それにより足の血管が収縮。さらに、下半身へ熱を送りにくい体になってしまうのです。

下半身型冷え性の改善方法

下半身型冷え性は、定期的に運動をして体を動かすことで、体質が元の状態に戻り、血の巡りが少しずつ改善されます。ウォーキングなどの有酸素運動を続けるほか、足指でグーチョキパーを繰り返し行うなど足指の体操にもぜひチャレンジしてみてください。

また、ふくらはぎを優しくマッサージやストレッチをすることで、血液の循環を促進することも期待できます。

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