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末端冷え症など身体が冷える原因と改善方法

更新日:2018/01/09 公開日:2015/07/31

冷え性は「末端冷え性」など数種類

冷え性とは、慢性的に体や手足などの部分的な冷えを訴える症状のことを指します。体は温かいのに手先や足先だけが冷たく感じる「末端冷え性」と、手足は温かいのに内臓が冷えている「内臓型冷え性」と、下半身のみが冷え「冷えのぼせ」といわれている「下半身型冷え性」があります。

冷え性の原因

冷え性の原因ははっきりとはわかっていません。しかし、下記のような原因が考えられます。

自律神経の乱れ

自律神経がうまく機能しなくなることで、冷えが続くことが考えられます。自律神経とは、どのような状況下でも人間の体が正常な状態を保てるように体温を調節し命令をする神経のことです。しかし、夏に空調が効いている室内ばかりにいると、外との温度差が激しくなってしまい、自律神経が乱れて、結果的に暑い時期なのに冷えてしまうということが起こります。

血液循環の悪化

貧血や低血圧、血管系の疾患(しっかん)が原因で冷えることもあります。血液が滞りやすい人は注意が必要です。

皮膚感覚の乱れ

皮膚感覚(外的要因)が原因となることもあります。たとえば、きつめの靴や靴下、下着をなどで体を締めつけたりすると血行が悪くなり、本来感じる暑い・寒いといった皮膚感覚が麻痺してしまうことで体が混乱を起こし冷えが起こります。

筋肉量の低下

女性に冷え性が多い原因のひとつと考えられているのが筋肉量の低下です。女性は男性に比べて筋肉が少ないため、筋肉運動による発熱や血流量が少なくなってしまいます。女性に限らず、筋肉量が少ない男性や運動不足で筋肉量が落ちている人も冷えを感じやすくなります。

女性ホルモンの乱れ

女性の体と心をコントロールする女性ホルモンは、ホルモンの分泌が乱れてしまうと血行が悪くなり冷えを招いてしまいます。

自宅で実践!冷え性を解消する方法

シャワーマッサージで血行促進

足先に冷水と熱めのお湯とを交互にかけることで自律神経を刺激し、血管を鍛え、血行をよくします。入浴中にできる、簡単なシャワーマッサージです。

(1)足の指先(足の甲には当たらないよう)に、40~43℃くらいのシャワーを1分間ほどあてる。

(2)洗面器に冷水(氷水でも可)を用意し、そこに足先だけをつける。洗面器がない場合は、冷たいシャワーをあてる。

(3)1と同じ温度のシャワーさらに、1分ほどあてる。

(4)これを数回くりかえし、最後は温かいシャワーをあてる。

足指じゃんけん

足指を意識的に使うことで、足先まで血流をよくするための足指のストレッチです。足の指を使い、グー・チョキ・パーの形をゆっくり作ります。片足ずつ5回ほどくりかえしたら、両足一緒に5回くりかえしてください。できる限り、力一杯指を動かし神経を刺激しましょう。

体を温める食材をとる

食べ物には体を温めてくれるものと、体を冷やすものがあります。もし、冷え性に困っているのであれば、体を温める食品を積極的に摂るとよいでしょう。特に生姜は、体を温めるにふさわしい食べ物です。

身体全体を使ったストレッチ

体全体を動かし、酸素を取り込むことで、血のめぐりをよくします。リラックスをしながらストレッチをすると、副交感神経を働かせる効果が期待できます。ストレッチの後は、水分補給も忘れないようにしましょう。

(1)平らな場所で横になる。

(2)寝転んだまま、背伸びをするようなイメージで全身を伸ばしてストレッチをする。

(3)2のストレッチをしながら、深呼吸に合わせて動作をする。息を吸いながらつま先を伸ばし、息を吐きながら元に戻す。

(4)今度は同じリズムでかかとを伸ばすようなイメージで深呼吸をしながらゆっくりとストレッチをする。各5回ずつくりかえす。

身体を温めるツボを刺激

冷えの改善に効果のあるとされているツボを紹介します。

三陰交(さんいんこう)

足の内側、くるぶしの一番上から指4本分くらい上(くるぶしから8cm程度上)にある、すね骨のすぐ後ろのツボです。

【押し方】左右の親指を三陰交に重ねて「痛いな」と思うくらいの強さでじっくりと押します。深く呼吸をしながら、息を吐きつつ10秒押し、息を吸いつつ10秒。これを左右くりかえします。

ツボを押す以外には、温灸や、熱めのシャワーを数秒間当てて刺激をするのも効果的です。ただ、繊細なツボなので押す力は控えめにしましょう。強い痛みを感じるくらいまでは押さないよう気をつけてください。

八風(はっぷう)

足の甲にあるツボで、足の親指から小指まで、5本の指の付け根の間部分です。

【押し方】親指と人差指で八風の部分をはさむようにつまみ、ぎゅっと強めに押し揉みます。じっくりと押したら、ゆっくりとそのまま指を指先に向かってつまみ、引っ張って離します。これを1か所あたり10回程度行うと効果的です。両足を続けて刺激しても温かい実感がない場合は、もう一周続けてください。

湧泉(ゆうせん)

足裏のツボで、土踏まずの少し上、中央あたりにあります。足の指を曲げると少し凹むところなので、足裏を観察しながら見つけてください。

【押し方】両手の親指を重ねて、ギュッと強く押します。このツボを押すときも、ゆっくりと深く呼吸をしながら。息を吐きながら5秒、息を吸いながら5秒、じっくりと押してください。お風呂上がりなど足の裏が温まっているタイミングがおすすめです。

ご自身・ご家庭でいわゆるマッサージや指圧(ツボ押し)などをする際の注意点

  1. 1.マッサージや指圧などは身体に影響を及ぼす行為です。ご自身・ご家庭で行う場合は、部位の把握や力の加減が難しく、身体への影響には個人差があります。
  2. 2.病気やケガ、痛みがある場合は、マッサージや指圧などをするまえに医師の診断やアドバイスを受けましょう。
  3. 3.食後、飲酒時、妊娠中など、普段と異なる体調の際は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。
  4. 4.マッサージや指圧などをしたことで体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。また、症状が改善しなかったり悪化したりするようなら、医療機関を受診しましょう。

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