子供にも間食は必要?上手なおやつのとり方とは

更新日:2016/12/09

子供の食事

子供が大好きなおやつ。しかし、おやつを食べさせるとごはんをきちんと食べてくれない…と悩む親御さんもいるようです。そもそも、子供に間食は必要なのでしょうか?おやつの必要性やとり方について、ドクター監修の記事で解説します。

子供

子供が大好きなおやつ。しかし、おやつは、ひとつ間違えれば肥満の原因になったり、おやつでお腹が満たされ、食事をきちんととってくれなかったり。子供のおやつは、親御さんにとって悩ましい問題でもあります。そもそも、子供におやつは必要なのでしょうか。ここでは、子供のおやつの必要性と、上手におやつを与えるためのポイントについて解説します。

子供にとって「おやつ」は食事の一部

「3時のおやつ」という言葉があるように、子供におやつを与える時間は、昼食と夕食の間としている家庭が多いようです。

おやつは、空腹を満たすだけでなく、おやつをとりながら休んだり会話をしたりすることで、疲れをとったり、気分転換をしたり、コミュニケーションを深めたりといった意味でも大きな役割を果たします。さらに、子供にとっては「補食」としての役割がとても大きいのです。

体がぐんぐん成長する子供は、毎日たくさんの栄養を摂取しなければなりません。しかし、まだ十分な量を食べられなかったり、食べムラが多い子供は、朝・昼・夜の3食だけでは必要な栄養を摂取しきれません。それを補うのが、おやつというわけです。

特に幼児期の子供は、消化吸収能力が十分に発達しておらず、大人と同じように消化吸収できるようになってくるのは、5~6歳頃です。そのため、午前と午後のおやつでしっかりと栄養を与える必要があります。

小学校にあがるくらいになると、消化吸収能力も向上して食欲も増加してきます。この頃には、おやつは「第4の食事」と考えるとよいでしょう。

ただし、夕食に差し支えるほどの量を食べるのはよくありません。夕食をしっかりと食べないと、夜にお腹が空いてしまいます。寝る前の間食は朝食にも影響します。生活リズムを崩す原因にもなるので、おやつの与え方には注意しましょう。

上手におやつを与えるコツ

おやつを楽しむことはとても大切ですが、子供が欲しがるものだけを与えていては栄養を補うための「補食」になりません。おやつがお菓子だけになるようなことは避けましょう。食べ過ぎにも注意が必要です。子供のおやつの目安量は、運動量や体格によっても異なりますが、2歳までが150kcal程度、3歳以降では200kcal程度といわれています。

おやつには、食事で不足しがちな栄養素を含んだ食品をとり入れましょう。たとえば、次のようなおやつがおすすめです。

乳製品

子供の骨や歯の成長に欠かせないカルシウムは、大人以上に摂る必要があります。ヨーグルトやチーズ、牛乳などをおやつにとり入れるとよいでしょう。

豆類

現代の食事では、豆類が不足しがちです。豆乳やきなこなどを使ったおやつを用意してあげましょう。

果物

デザートとして食べることが多い果物ですが、食事の後ではどうしても食べられる量が少なくなってしまいます。その分、おやつで果物を出してあげてください。

親としては必要な栄養がしっかりとれる理想的なおやつにしたいところですが、子供にも食べたいものがあるでしょう。あまり神経質にならずに、お菓子やジュースなどと上手に組み合わせて子供がおやつを楽しめる工夫をすることが大切です。

また、塾や習い事で夕食の時間が遅くなるような子供には、お菓子ではなく、軽食としておにぎりやサンドイッチ、チーズ、ヨーグルトなどを食べさせてあげるとよいでしょう。