リラックス効果あり!疲れがとれる入浴方法

更新日:2017/02/17 公開日:2015/07/31

今すぐできる慢性疲労回復

汗や汚れを落とし、肌を清潔にするだけではなく、疲労回復に大いに役立つお風呂。ここでは効果的に疲労回復ができる入浴方法と、入浴によるさまざまな嬉しい効果について、ドクター監修の元ご紹介します。

入浴

熱めのお湯でさっと入浴、ぬるめのお湯でゆっくり入浴、シャワーだけなど、入浴方法は好みが分かれます。では、疲労回復に向いた入浴方法はあるのでしょうか。ここでは疲労回復効果を期待できる入浴方法やタイミング、入浴時間、入浴効果について記載します。

お風呂での入浴方法

(1)38~40度のぬるま湯をすすめる理由とは

人間の身体に備わる自律神経には2種類の交感神経があります。活発に活動しているときには、交感神経が優位に働きます。それとは反対に、身体を休めるリラックスモードの時には副交感神経が優位に働きます。40度以上の湯温では、交感神経が優位になってしまいます。体をリラックスさせる副交感神経を働かせるには、38~40度のぬるま湯で入浴するようにしましょう。

(2)入浴のタイミングはいつが良いのでしょうか

副交感神経を優位にした状態で布団に入ることが、快適な眠りにつながります。寝る1時間前を目安に入浴を開始し、お風呂から出たら30~1時間後には眠りにつきましょう。寝つきが良く、深い眠りとなり、疲労回復にも効果的です。また食後すぐの入浴は、内臓への負担が大きいので、避けましょう。

(3)お湯につかる時間はどれくらいが最適なのか

人の体温より少し高い38~40度の湯温で、ゆっくり身体を温めます。入浴時間は20~30分くらいかけて入浴しましょう。ずっと湯船に入っているのがつらい場合には、身体や頭を洗うことと、湯船に浸かることを交互にするのがおすすめです。また、音楽を聴いたり、入浴剤やアロマを楽しんだり、マッサージをしたりしてリラックスした時間を過ごすと、長湯も苦にならないでしょう。

入浴による効果とは

(1)温熱による血行促進効果

湯船につかって身体が温まると、皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり、血行が良くなり、栄養や酸素が全身へと運ばれ、身体の疲労回復を促進します。体温を調節しようとして発汗作用が働くことにより、体内にたまった老廃物が排出されます。それと同時に新陳代謝が促され、疲労物質が排出されるため、コリがほぐれ、疲れもやわらぎます。また、内臓の働きを助ける作用、自律神経をコントロールする作用もあります。面倒だと思わず、ゆっくり湯船に浸かることが疲労回復の近道ともいえます。

(2)水圧によるマッサージ効果

湯船につかると、通常の空気に包まれている時よりはるかに強い圧力がかかります。全身にかかる圧力は約520㎏とも言われています。この水圧によるマッサージ効果で下半身にたまった血液を押し上げるので、足の疲れやむくみを取る作用が期待できます。また心臓の動きやリンパの流れも活発になりますので、循環器系や心肺機能の機能改善にも役立つと考えられます。

(3)浮力によるリラックス効果

水中では、身体が受ける体重は普段の9分の1から10分の1ほどと言われています。通常起きている間中体重を支えているおしりや太ももなどは、入浴中には緊張から開放されます。緊張していると脳へ刺激が与えられるため、疲労を感じますが、その刺激が減少することで、心もリラックス状態へと導かれます。

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